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勃興eスポーツ

「JOC加盟、要件整ってきた」 eスポーツ界に手応え 日本eスポーツ連合・岡村秀樹会長に聞く(上)

2018/9/20

「JeSUが発足してまだ8カ月ですが、(JOC加盟の)要件はかなり急速に整いつつあると思っています。体を動かすかどうかという点では、今回のアジア大会でも(カードゲームの)ブリッジが正式種目になりましたよね。リアルのスポーツと比べてどうかという議論は、もうあまりないのではないでしょうか」

2019年茨城県国体では文化プログラムとしてeスポーツを実施する(左からJeSUの岡村秀樹会長、茨城県の大井川和彦知事、日本サッカー協会の田嶋幸三会長。9月4日、東京都文京区)

――国内の一般の人々はどう受け止めていますか。

「eスポーツの裾野をどう広げていくかについては、たとえば来年の茨城県の国民体育大会(国体)に文化プログラムとしてeスポーツが採用され、それに向けて全都道府県で予選を実施します。公的な性格の強い大会ですから、広く国民の目に触れて、eスポーツの理解促進につながっていくと思っています」

「国体は年に1回のイベントですが、イベントがないときも地道に活動していかなければなりません。そのために、北海道から九州まで各都道府県に支部をつくりたいと考えています。すでに10を超えるところと話をしていて、継続的に競技会を開いたり、普及活動に取り組んだりしてもらいます。そういう活動実績は、結果として(国体を主催している)日本スポーツ協会に加盟が必要になったときに求められる要件にも適合します」

――トッププレーヤーの育成に、JeSUはどんな役割を果たせますか。

「個人であろうと、2、3人のチームであろうと、練習できる環境ができてくるといいですね。だれかがそういう練習場を作るときに、JeSUがガイドラインをつくって公認するようなことが考えられます。きちんと法律にのっとって運営されていますという環境を整えるイメージです」

■東京五輪に合わせて大会開きたい

――20年の東京五輪ではどのような計画を持っていますか。18年2月の平昌冬季五輪では、最高位スポンサーのインテルがeスポーツの国際大会を開きました

「何らかの形で、シンボリックにeスポーツをきちんと展開したいです。インテルは(平昌で開いたような国際大会を)東京でもやるかもしれません。我々は、そういうこととは全然別になるかもしれませんし、ご一緒するかもしれません。(インテルと)話をする用意はあります」

――どのような大会をイメージしていますか。インテルが平昌で開いた大会は会場に観客を入れないかわりに、インターネットで全世界に配信していました。

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