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女性管理職が語る

会社で実現したいのは? 「住」関連事業で社会貢献 積水ハウスCSR部長 小谷美樹氏

2018/9/20

小谷美樹・積水ハウスCSR部長

管理職として活躍する女性が仕事やプライベート、働き方への思いを自らつづるコラム「女性管理職が語る」。女性管理職が交代で執筆します。今回は、積水ハウスCSR部長の小谷美樹氏。4回目の登場です。

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今年は立て続けに日本を自然災害が襲っています。被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。当社でもお客様への迅速な支援と、被災地への募金やボランティア活動を積極的に展開しています。私が所管するCSR部では西日本豪雨を受けて、8月に岡山県の倉敷市真備町地区、9月には広島県へのボランティアを社員に呼び掛けて実施しています。

私のこれまでの会社員生活のなかで強烈な印象が残っている仕事がいくつかあります。その一つが東日本大震災直後の仮設住宅の断熱・内装設計です。当社が供給する約2700戸の仮設住宅の内装・断熱設計を担当しました。

阪神大震災で浮かび上がった課題を生かして、隣接する住戸との遮音性を高めたり、少しでも早く組み立てるためにパネル化を進めたりと工夫しました。東北という場所を考え、冬期の断熱対策が重要なことは言うまでもありません。

ほかの部材の担当者や工場関係者、資材部などと毎日1回のテレビ会議を開き、現地の状況を共有しながら設計を進めました。新たな部材も開発し、そのための試作も次々と行いました。

3月の娘の中学校卒業式の日も、部材の試作のため作業服とヘルメットを持って朝一で学校の卒業式に参列。その足で試作場に向かいました。被災者の方々の「一刻も早く入居したい」という期待に何とか応えようと必死でした。1棟目が無事竣工した時には本当に感動しました。

当社は「住宅は社会課題解決の中心にある」という信念を持っています。日ごろから事業を通じて気候変動や廃棄物処理、少子高齢化などの社会課題解決に取り組んでいますが、東日本大震災の時のように、直接被災地の支援に関わる仕事ができたことは貴重な経験となりました。

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