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保険商品、毎日歩けばお得に 割引やキャッシュバック

日経トレンディ

2018/9/28

写真はイメージ=PIXTA
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歩くだけで得できるサービスが急増している。欧米や中国、東南アジアなどで展開されている“健康になると保険料が安くなる”プログラム「Vitality」が2018年7月、遂に日本に上陸。手がけるのは住友生命保険。既存の保険商品の特約(利用料として月864円・税込み)で、運動など健康増進活動への取り組みに応じてポイントがたまり、保険料が割り引かれる仕組みだ。まずは契約するだけで保険料が15%割引になるので、保険料が月5760円以上なら、特約を付けたほうが得に。ポイントを多く獲得すれば、割引率は年々高まり、最大で30%も安くなる。

運動では、日々多くの歩数を歩くのが割引への近道。1日1万歩を歩けば、運動で獲得できる年間のポイント上限・1万4000pに到達できる。ただ、これだけでは割引率は15%止まり。ウェブ上での生活習慣チェック(最大3000p)、健康診断の受診結果のアップロードと基準値の達成(最大1万p)を組み合わせて、年2%の割引率アップを勝ち取り、割引率30%を目指したい。

歩くことに特化した保険商品もある。東京海上日動あんしん生命保険の医療保険「あるく保険」だ。1日平均8000歩の目標を2年間クリアし続ければ、40歳男性(契約時)の場合、4080円がキャッシュバックされる。これは1カ月分の保険料とほぼ同額だ。なお、毎日必ず8000歩以上歩く必要はなく、半年ごとの判定期間内で平均して1日8000歩を超えていれば条件を満たす。

保険各社がこういった商品に力を入れ始めたのは、健康意識を高めることで疾病のリスクが減るためだ。保険料が下がるのは確かにメリットだが、そもそも保険への加入が必要かどうかの見極めも欠かせない。

(注)「Vitality」のポイント数は64歳以下の場合。「あるく保険」のキャッシュバック例は、主契約が60日型・日額1万円、手術III型の場合。

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