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ポイント賢者への道

投信、クレカ払い可能に 積立購入で毎月ポイント獲得 ポイント賢者への道(80)

NIKKEIプラス1

2018/9/19

写真はイメージ=PIXTA

投資信託なんてよく知らないという人も、クレジットカード払いで購入できると聞けば興味を抱くかもしれません。ポイントを獲得できるからです。そんなサービスに特化した証券会社を丸井グループが8月末に立ち上げました。4本の投信を販売し、利用者は同社系列の「エポスカード」で購入します。投信をクレカで買えるのは国内初です。クレカ決済ができない数少ない分野であった金融の世界でもポイント獲得の機会が広がりつつあります。

投信を積立購入していくと、年間の購入額に応じてエポスカードのポイントがたまります。還元率は1年目が0.1%と低めですが2年目から段階的に上がります。5年目以降は0.5%。同カードで通常の買い物をした際に得られる還元率に等しくなります。

同カードの会員は20~30代の投資未経験者が多く、ポイントが付く利点をアピールして少額ずつでも、長期で投資してもらうのが狙いのようです。一般に、投信を購入する際は事前に証券口座などに入金しておく必要があります。クレカ払いであれば入金の手間が不要という利点もあります。

楽天証券でも10月に投信の積立購入時のクレカ払いが可能になります。使えるのは同グループ発行のクレカで、積立額の1%分の楽天スーパーポイントが付きます。月1万円ずつ、年12万円投資すれば獲得ポイントは1200円相当になります。同証券ではこれとは別に、投信の保有残高に応じてポイントがたまるサービスもあります。たまったポイントは再投資に回すことも可能で、その分は複利効果が期待できます。

最低購入単位は丸井Gの証券会社が月3000円、楽天証券が月100円です。少額から投資を始め、運用収益とポイントの両方を狙いたいという人によいかもしれません。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年9月15日付]

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