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次世代リーダーの転職学

転職の成功に必須 「デキる人」と思わせる5つの裏技 経営者JP社長 井上和幸

2018/9/21

このイメージはばかにできず、新任者のイメージは9割がた固まってしまうのです。最初にいい提案や受注をした人は、その後さほどの業績でなくても「できる人」のイメージが付いて回り、逆に最初に動きや印象が悪かった人は、その後に挽回したとしてもなかなかイメージは覆りません。

できる人は、これをよく知っていて、最初だけは「何としても、いいカッコできるよう」全力を尽くします。そこで得られる残存効果を理解しているのです。

■おいしいネタは、隠さず使え! 最後に話せ!

(2)実績を語れ =ハロー効果

新天地への赴任で好スタートを切りたいなら、「能ある鷹(タカ)はつめを隠す」などということは絶対にダメ。あなたがいかにできる人であっても、それを新しいメンバーたちに知らしめなければ、相手はあなたを認めようがありません。

「ハロー効果」とは、何かを評価をするときに、その人やものが持つ顕著な特徴に引きずられて、他の特徴についての評価がゆがめられる(認知バイアス)現象のことです。「後光効果」ともいわれます。

たとえば、あなたの前職が業界では有名なトップ企業で、そこから中堅の現社に転職してきたなら、周囲はそれだけで確実に「あのトップ企業から(鳴り物入りで)転職してきた人」という認知をするでしょう。さらに前職までに何かトピックとなる受注やプロジェクトの実績があれば、それは事実情報として早めにメンバーに周知したいところ。事実としての実績や経験、エピソード、バックグラウンドとしての自己ブランドなどは堂々とアウトプットすべきです。

もちろん、実際の業務はからきしダメでは、ハロー効果の悪い意味で使われる「親の七光り」的なことになってしまいますから論外ですが、新天地でのスタートダッシュは、(1)初頭効果+(2)ハロー効果で、ぜひ周囲に最初の一撃を見舞っていただければと思います。

(3)終わりよければ =ピークエンドの法則

会議の最後に的確なまとめをできる役割は重要。写真はイメージ=PIXTA

日常業務での気合の入れどころ、抜きどころというのも、現実問題として非常に重要です。24時間365日、トップギアで走り続けられるなら別ですが、どんなに馬力のあるリーダーでも、上手にギアチェンジを繰り返さなければ、早晩どこかでバーンアウトしてしまいます。肝心なのは「終わり」のタイミングに気合を入れること。会議の終わり、週の終わり、月末などの「節目の最後」でアウトプットを意識するのです。

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