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次世代リーダーの転職学

転職の成功に必須 「デキる人」と思わせる5つの裏技 経営者JP社長 井上和幸

2018/9/21

新天地では影響力が発揮できるよう上手にスタートを切りたい。写真はイメージ=PIXTA

まもなく年度の折り返しとなる10月。異動や転勤、昇進、あるいは転職によって新天地でスタートを切る方も多いと思います。心機一転のこの時期こそ、自分のリーダーシップにギアを入れる絶好のタイミングでもあります。リーダーシップをひと言でいえば、周囲に影響力を発揮することですが、それには「王道」と「裏技」があることをご存じでしょうか。今回はミドル世代の方にお勧めしたい5つの「裏技」をご紹介します。

■着任したらギアをトップに入れて結果を出せ!

心理学者、ロバート・チャルディーニ博士の古典的名著「影響力の武器」に、リーダーとして日ごろ発揮したい「影響力の5つの源泉」が記されています。それを、人事コンサルティング会社のリンクアンドモチベーションで会長を務める小笹芳央氏が分かりやすく翻訳したものが次の5つになります。

(1)すごい =専門性・社会的証明
(2)すてき =人間性
(3)ありがたい =返報性
(4)ぶれない =一貫性
(5)こわい、厳しい =権威・恐怖心

これは、皆さんが日々どうあればよいかをチェックする項目として、まさに「王道」の内容です。まず覚えておいてください。これを解説すると連載数回分になりますが、今回の本論はこちらではありません。皆さんが新天地で賢く、上手にスタートするためには、その裏技、「影響力の『ウラ』5つの源泉」が重要になってきます。私が多くのミドル世代のキャリアをコンサルティングしてきた中で独自に整理したものですが、一つずつひもといていきましょう。

(1)最初が肝心 =初頭効果

「最初の90日」というフレーズを聞いたことがありますでしょうか。異動や転職で新しい組織に着任したら、「最初の90日(3カ月)が最も肝心、勝負!」だというメッセージです。「初頭効果」は、人は最初のイメージがその後ずっと付いて回る、という心理学用語です。

あなたの部署に新しい人が来ました(異動かもしれませんし、転職で入社して来た人かもしれません)。その人が着任後、早々にこれまでの部員が着手できていなかったことの解決策を提示したり、あるいは営業で受注を次々と獲得したりすると、「おお、この人、できる!」と一目置きますよね。逆になかなか動き出さなかったり、まだ勝手が分からないとしても要領を得ない動きばかりしていると、「なんだ、この人、大丈夫かな?」と思うでしょう。

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