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値上がりした投信 軟調相場の中で健闘の国内中小型株

日経マネー

2018/9/19

写真はイメージ=PIXTA
日経マネー

今回取り上げるのは、2018年6月末における過去1年間の投信騰落率ランキング。原油先物関連投信2本の他は全て国内株式投信だった。

国内株式相場は上昇基調だった17年後半から一転、18年前半は軟調な展開に。日経平均株価など主要指標の騰落率は全てマイナスになった。国内株式アクティブ型投信全体の平均リターンも18年前半は約3%のマイナス。一方で、今回のランキングに載った投信は全てプラスの成績を残している。「マネックス・日本成長株ファンド」や「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」のように、18年前半のリターンが15%を超える投信もある。

目立つのは中小型株投信。市場での注目度が相対的に低い中小型銘柄は、本来の価値より割安に放置されることが多く、投資の収益機会を得やすいと一般にいわれる。いわゆる「小型株効果」だ。

1位 小型株ファンドの推移

実際、08~17年の10年間における各年の平均リターンから探ってみると、オーソドックスな国内株式投信が中小型株投信を上回ったのは12年のみ。18年前半の半年間も中小型株投信に軍配が上がる。

中小型株投信は投資対象の銘柄の時価総額が小さいため、人気の高まりなどで資産規模が膨らむと運用が困難になる点には注意が必要。首位の投信も、運用の効率性の観点から18年3月以降、新規資金の受け入れを停止中だ(8月末時点)。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2018年10月号の記事を再構成]

日経マネー 2018年 10月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 730円 (税込み)


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