検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

DA PUMP『U.S.A.』 仕掛け人が明かす誕生秘話

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

2018年6月にリリースされたDA PUMPの『U.S.A.』が異例のヒットを続けている。DA PUMPの新曲として、1990年代のユーロビートのカバーを決めたのは、所属事務所ライジングプロダクションの社長である平哲夫氏だ。同事務所は80年代に荻野目洋子、90年代に安室奈美恵、MAXなどユーロビートのカバーを数多く世に放ってきた。しかし、R&Bテイストを追求してきたDA PUMPに今なぜ、ユーロビートを選んだのか。平氏にインタビューした。

「実はISSAにちょっと故障があって、一時期、若い頃よりも声が落ちていたんです。しっかりトレーニングし直すため、シングルに時間がかかってしまいました。次のシングルを考えたときには、特に90年代にこだわらず、ISSAの声に合い、しっかり伝わるメロディーを見つけなきゃいけないなと。

ユーロビートを選んだのは、マイナーポップで日本人が好きなメロディーの曲が多いと思うからです。ただ、楽曲によってはレトロ過ぎるかなというものがあって。90年代に選んだユーロビート曲との違いは、簡単に言うと哀愁すぎないこと。昔は、マイナーコードの言うなれば哀愁のあるメロディーが好かれたんですね。でも時代とともに変化している。MAXは全曲ユーロビートのアルバムが100万枚くらい売れましたけど、あの中からもう1回リメークし直そうと考えると、メロディーが哀愁すぎて今の時代にはどうなのかなと感じます。

一番変わるのは、トラックかもしれないですね。時代とともに当然トラックは変わってきますから。『U.S.A.』の方向性は基本的にはEDMです。この10年ぐらいは、しっかりしたメロディーの曲と、ダンストラックがちょっと離れていたと思うんですね。EDMや最近のヒップホップなどのダンストラックにはメロディーが必要じゃなくて、ボーカルが必要ならラップでいい。EDMで16ビートみたいなものに若い人が慣れていたところに、歌ものが来たというのもあるような気がします。17年の『ダンシング・ヒーロー』(荻野目洋子)も大きかったですね。大阪の登美丘高校とakaneコーチのおかげで、32年前の楽曲も今の若い人たちに受けるんだなと、僕自身の1つの目安になりました」

『U.S.A.』を発表すると決めた際、平氏はこのようなムーブメントになることを予想していたのだろうか。

「振り付けは彼らに任せたんですけど、曲については、僕は自信がないものは出しません。まして久しぶりのシングルですから、最初から地味だなと思うものは出さないですよね。ISSAはあれだけの声を持っているし、ダンスは一流の連中だからちゃんとやればかっこいいわけですよ。もちろんshungo.君の詞も大事だと思います。メロディー、歌、オケ、そして歌詞がそろった曲です。

何でダサいなんて言われたか、いまだによく分からないですけれども(笑)、ポピュラリティーという意味で言ったら、確かにダサいかも分からないですね。すごくとんがった一部の人ではなくて、ポピュラリティーなところを狙っているわけですから。

ユーロビートや16ビートの曲は、またDA PUMPかは分からないですけど、やろうと思っています。僕は、過去にそれで多くのお客さんに楽しんでもらった経験があるので、またそういうことがあればうれしいなと思いますね」

(日経エンタテインメント!編集 羽田健治)

[日経エンタテインメント! 2018年9月号の記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_