パソコン持参で夜通し仲間と楽しむ LANパーティー連載 ゲーミングPC最前線(4)

18年5月にベルサール高田馬場(東京)で開催した第4回の販売席数は360席。席を買わずに会場に入って楽しむ人たちも含めると来場者数は1200人。第2回の来場者数が528人でしたから、1年間で倍以上になった計算です。

「C4LAN 2018 SPRING」には1200人が来場した

――チケットの価格は?

第4回では、3日間使える席付きチケットを9500円で販売しました。席無しで3日間いつでも入れるチケットが3000円、1日だけの入場券は2000円。席をまとめ買いしてくださる方には友人に配る入場券をプレゼントしたりもしています。

「修学旅行」的に楽しむ参加者たち

――開催期間が3日間なのはどうしてですか?

イベントを楽しむにはどうしてもそのくらいの時間が必要になるんです。たとえば初日は自宅からパソコンを持ってきてそれをセッティングする必要があるので、1日まるまるは遊べません。3日目はパソコンをしまう時間が必要です。もし2日間のイベントだったら、参加者は割に合わないと感じると思うんです。だから3日間にこだわりました。欧米では4日間というLANパーティーもあります。

――参加者は自分のパソコンを持ち込むんですか?

そうです。遠くからの参加者のためにパソコン本体やディスプレーの貸し出しも行っているのですが、自分のパソコンを持ち込む人のほうが多いですね。クルマで会場近くまで来てみんなのパソコンを持ち込むグループがいたり、パソコン宅配便で会場まで送ってきたり。派手なパーツでデコレーションしたパソコンを持ち込む人もいます。

イベントは自らが持ち込んだパソコンを組み立てるところから始まる

――開催期間中はオールナイトで開場しているそうですが、参加者は3日間ずっとパソコンに向かっているのですか?

主催者としては健康面の配慮から「一度家に帰るか、近くにホテルを取ってください」とお願いはしています。休憩スペースも用意しているんですが、ただ20歳くらいの参加者の中には、少しでも楽しみたいという一心で3日間遊び続けている人もいます。

一方で3日間を上手に使っているグループも多いです。普段は会えない仲間とのオフ会的に参加している人たちもたくさんいます。1日目にセッティングを終えると、軽く遊んでからみんなで飲みに行き、ホテルなどに宿泊。2日目から最終日の昼ごろまでLANパーティーで遊び倒すというグループも多いですね。いつもオンラインでゲームを楽しんでいる仲間同士が集まる、「修学旅行」的な感覚なのではないでしょうか。みんなで宿を決めて計画を立てるのもLANパーティーの楽しみ方の一つだと思います。

グループで参加し「修学旅行」的に楽しむ人たちも多い 
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