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がん診断で住宅ローンが半分に 団信に新型が登場

2018/9/15

住宅ローン団信の上乗せ保障が多様化している

住宅ローンを契約する際、通常の団体信用生命保険(団信)に上乗せして、病気などに備える保障が多様化している。中でも最近、注目されているのが「がん50%保障」タイプ。がんと診断されると残債が半減する。「保険料」に当たる負担が低いのが利点だが、いくつか注意点もある。

■条件厳しい疾病付き

「がんと診断されるだけでローン残高が半分になるのにコストがかからない」。都内上場会社に勤める40代の会社員の男性は昨年、じぶん銀行の「がん50%保障団信」を選んだ理由をこう説明する。

がん以外の病気も保障する他行のローンも検討したが、保障条件に「就業不能状態」が含まれていたため、「コストの高さに見合った保障が受けられるか疑問」と考えた。

■上乗せ金利ゼロも

住宅ローンに50%のがん保障をつける金融機関が増えている。2015年末に始めたじぶん銀に続き、今年6月にはARUHI、8月にはソニー銀行が同タイプの保障を扱い始めた。共通するのは「保険料」に当たる負担(住宅ローン金利への上乗せ)が非常に軽い点だ。

じぶん銀、ソニー銀は上乗せ金利はゼロ。ARUHIは0.05%の上乗せが必要だが、この保障を付けられる主な対象ローンは通常のフラット35より0.05%以上金利が低い「保証型フラット35」なので、「通常のフラット35と同水準の金利で保障を手厚くできる」(同社)。

ファイナンシャルプランナーの高田晶子氏は「金利の上乗せ負担を嫌う人も保障を付けやすい」と話す。

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