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カジュアルな雰囲気のシェアオフィス「ワークスタイリング八重洲」

カジュアルな雰囲気のシェアオフィス「ワークスタイリング八重洲」

働き方改革の流れのなか、大企業を中心に自宅や外出先で働ける「テレワーク」導入が増え、受け皿となるシェアオフィス事業への参入も相次いでいる。各社は、使う人の好みに応じられるよう個室やボックス席のほか、カフェ風、ホテル風など様々な種類の席を用意。働きやすく安全な環境づくりの工夫を競いながら、労務管理サポートビジネスマッチングなどの高付加価値サービスに力を入れる。進化するシェアオフィスを訪ねた。

さまざまなタイプの席を用意

JR東京駅に隣接する超高層ビルの中にある「ワークスタイリング八重洲」。三井不動産が全国展開するシェアオフィスだ。駅直結のため、雨の日でも、駅から傘をささずにたどり着くことができる。これも顧客に選ばれるための重要なポイント。三井不動産ワークスタイル推進部ワークスタイリンググループの細田知子統括は「『駅から5分以内、雨にぬれない』が人気シェアオフィスの条件の一つ」と話す。

入館手続きは、有人の受付カウンターに立ち寄り、スマートフォンを取り出してQRコードを読み取り機にかざせば終了。あとは好きな席を探して座るだけだ。

オフィスといっても、ゆったりとしたソファや、俗にファミレス席とも呼ばれるボックス席、カフェのテラス席で見かけるようなカジュアルなデザインのテーブル、完全にひとりになれる個室など様々な席が、広々とした空間に配置されており、従来のオフィスのイメージとは程遠い。全体的に明るい色使いで、今はやりのフリーアドレス・オフィスのような感じを受ける。

ワークスタイリング八重洲を訪れたのは平日午後の早い時間帯だったが、主に30代から40代と見られる多くの会社員が、思い思いの席で一心不乱にパソコンに向かっていた。特に人気なのはボックス席のようで、席はかなり埋まっていた。

ある男性の利用者は、「場所によっては、複数のシェアオフィスが隣り合っているところもあるが、そういう時は、快適な雰囲気で仕事ができるワークスタイリングを選ぶ」と明かす。

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