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21年目の奇跡! 国宝級3代目センチュリーに乗る

日経トレンディネット

2018/10/11

バンパー類は確実にモダン感と一体感を増し、欧州車顔負け、ひと目でセンチュリーと分かると同時に新しさも感じられるデザインになってます。

新規開発色のエターナルブラック「神威(かむい)」は7層の塗装をした後、流水の中で微細な凹凸を修正する「水研ぎ」を3回実施。さらに「鏡面仕上げ」を施している
ひと目でセンチュリーと分かると同時に新しさも感じられるデザイン

■広さを備えた和な茶室クオリティー

かたやインテリアですが、後席から言うと乗り降りのしやすさが圧倒的。ホイールベースが3090mmもあるのでフロアは広いし、特に足元が超広い。足が弱っていてもつまずくことはなさそうです。

足元が広く乗り降りしやすい。後席アームレストには7インチ大型タッチパネルが備えられ、オーディオ、エアコン、シート、リフレッシュ機能、カーテンなどが操作可能

加えて目の前の横長11.6インチディスプレーがデカい。まさにこれぞショーファードリブン、運転手付きで乗るクルマであり、いつものクルマとは主従関係が逆転してます。

天井にしろ素材から上質だし、バニティミラーは照明付きだし、ドアの内ノブは木目付きの亜鉛の塊。軽すぎるアルミはあえて避けたようでなんとも細かすぎる配慮。

さすがはショーファー(Chauffeur=運転手)ドリブンと思わせるインテリア。天井は紗綾形崩し柄織物をあしらっており、バニティミラーは照明付き

当然、オプションの本革は特殊ななめし加工が施された超柔らかい極美革で、ウッドも欧州的な濃厚色ではなく、淡い色合いのタモ杢パネル。威圧感以上に優しさがあります。

■新聞が読めて、メールが打てる乗り心地

そして乗り心地はというと、とにかくやたら静か。もともと静かだったセンチュリーですが、今回ハイブリッド化されて、発進加速はほぼ無音のEV状態でこなします。しかもスピードを上げてエンジンが掛かっても始動の瞬間がまず分からない。そのころにはタイヤノイズも増え、街の雑踏にかき消されちゃうからです。

また後席は目線の揺れがとにかく少ない。「オーナーから、センチュリーは後ろで新聞が読めなきゃダメと言われましたし、携帯メールも打てなきゃいけない」(開発責任者の田部正人主査)だそうで、柔らかさ重視の旧型以上に、ダンピングを重視し、フラット感を高めたとか。

後左席には電動オットマン(フットレスト機能付き)が搭載されている
トランク容量は484L

ついでに感心したのはシートマッサージ機能で、こちらは新型LS譲りの世界最高峰の機能が移植され、ホントに気持ちいい。これだけでも他のクルマにつけたくなるほどです。助手席側のみ可能な足を載せられるオットマン機能も、前席のシートのクッション性を落とさない背もたれ分離型に進化。細かい配慮が行き届いてます。

ちなみにトランク容量は484L。9.5インチのゴルフバッグ4個はキッチリ入るとのこと。

■EV走行からHV走行になる瞬間も滑らか

後席最優先の思想が色濃く反映されている運転席

気になるハンドリングは、まさにねっとりすっきり絶妙のフィーリング。もちろんキレキレでダイレクトな手応えはありませんが、急カーブでもしっとり横Gの出方を確認しつつ、ドライバーがキッチリ曲がれるようになってます。

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