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望遠撮影がかなり楽しい 40倍ズームの新PowerShot

三井公一の最新デジカメ撮って出し

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NIKKEI STYLE

日経トレンディネット

超望遠ズームレンズを搭載したキヤノンの「PowerShot SX740 HS」。このシリーズはコンパクトなボディーと、驚きの高倍率ズームレンズで定評がある。自分も数世代前のモデルをいまだに使っているが、旅行やサッカー観戦の際に大いに役立っている。スマートフォンでは難しい超望遠域をカンタンに撮影できるからだ。超望遠の世界は一度味わうとやめられなくなるのである。

さてこのPowerShot SX740 HSは、前モデル「PowerShot SX730 HS」のマイナーチェンジ版となる。撮像素子は有効画素2030万、1/2.3型高感度CMOS(裏面照射型)と変わらず、ウリである高倍率ズームレンズも35ミリ版換算24~960mm(4.3~172mm)と変化がない。とはいえ、連写速度が約5.9コマ/秒から約10コマ/秒(サーボAF時は最高約7.4コマ/秒)へ高速化され、手ブレ補正機能も3段から3.5段分に強化、ほかにも4K動画に対応といった機能強化が図られている。

使い勝手も良好で、29のシーンを自動認識する「こだわりオート」でのラクラク撮影や、セルフィー(自撮り)に便利な液晶モニターが上方に180度動く「チルト液晶」、さまざまなフィルター効果を楽しめるSCN(スペシャルシーンモード)機能など、ビギナーでもさまざまな撮影を堪能できるのが実にいい。

超望遠撮影では、手ブレを抑えて被写体をうまく捕捉できるかが大きな問題となってくるが、このPowerShot SX740 HSならカメラがよくアシストしてくれるので安心だ。スマートフォンでは難しい超望遠域はもちろん、一般的な撮影もスムーズにこなすオールマイティーな1台となっている。専用アプリ「Camera Connect」でスマートフォンとの連携もカンタンなので、スマホやタブレットとペアで使うこともお勧めしたい。

撮影例

これだけコンパクトなボディーにこれだけのズーム比は驚き。40倍の光学ズームは前モデル同様なかなかの画質。それ以上のデジタルズームでも雲のディテールがよく分かるくらい写っている。

日常的な望遠域もまずまずの画質だ。オールドシトロエンの古びた感じがよく写っている。塗装が浮いているボンネットフードの質感、ライトのブランドも分かるほどだ。(f/6.3、1/160秒、ISO-640、露出補正-1、焦点距離94mm)

東京・世田谷区の宇奈根にあるヒマワリ畑。特徴になるようなものがあまりない一帯なのだが、ヒマワリを撮るために多くの人々が集まるスポットとなっている。強風に1本だけ残った花に内蔵フラッシュをたいて日中シンクロ。やや背景を落として印象的にした。このようなこともカンタンにできるのがPowerShot SX740 HSの強みである。(f/8.0、1/80秒、ISO-100、露出補正-1、焦点距離4mm)

PowerShot SX740 HSが備える多くの撮影モードから「手持ち夜景」モードを選択した。ISO-3200まで上がったためディテールが溶け気味だが、木々の雰囲気と橋の立体感がよく出ている。(f/3.5、1/4秒、ISO-3200、焦点距離5mm)

画像処理エンジンがDIGIC 8 になり、動作速度と描写が向上した。何気ないシーンでもISO800でクリーンな写りとなり、1/13秒でもシャープな像を得られた。(f/4.5、1/13秒、ISO-800、焦点距離14mm)

よく立ち寄るバーを撮影。フルオートだったがISO-1600にもかかわらず色合いもディテールも良好だ。映像エンジンの刷新により基本性能が向上した印象である。(f/4.5、1/15秒、ISO-1600、焦点距離13mm)

このモデルで新たに搭載された「料理」モードでの撮影。フルオートでもおいしそうに撮影できるが、明るさや色合いの微調整も可能だ。これは「寒色」をチョイスして店の電球色を低減した。かゆいところに手が届くファンクションである。(f/4.0、1/80秒、ISO-640、焦点距離7mm)

ワイド端でも端正な写り。24ミリ相当なので建物の中や風景でも広々とした感じを表現可能だ。周辺にやや収差(ゆがみ)が見られるが、これだけの高倍率ズームなのだから野暮を言うのはやめておこう。(f/4.0、1/40秒、ISO-100、焦点距離4mm)

PowerShot SX740 HSはほぼカメラ任せで撮って問題のないカメラだ。もし自分で調整するシーンがあるとしたら、極端に明るい、または暗いシーンでの露出補正か、料理モードでの色合いくらいであろうか。色の鮮やかさ、質感表現などは、ほとんどのシーンで満足のいく仕上がりになるはずだ。(f/4.0、1/800秒、ISO-100、焦点距離4mm)

高倍率の超望遠ズームという「目」を常時携帯できるのは楽しい。この写真のように遠くにあるビルのクレーンを面白く切り取ったりすることが可能になるからだ。手に入れたらコンパクトなボディーでズーム撮影を堪能してほしい。(f/8.0、1/2000秒、ISO-100、焦点距離137mm)

旅のスナップでもPowerShot SX740 HSは活躍する。USB充電に対応しているので、いざというときはモバイルバッテリーで充電できるのはありがたい。気になった物をパッと撮影できるキビキビ感も魅力である。(f/3.3、1/2000秒、ISO-100、焦点距離4mm)

三井公一
 iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。

[日経トレンディネット 2018年8月23日付の記事を再構成]

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