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栄養もSNS映えもおまかせ 真っ赤な野菜「ビーツ」

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NIKKEI STYLE

SNS(交流サイト)映えを意識する人が増えている中、鮮やかな色合いの野菜「ビーツ」が注目を集めています。ビーツとは、ホウレンソウと同じアカザ科の植物で、サトウダイコン(テンサイ)の変種。素朴な見た目ですが、皮をむくと、やや紫がかった真っ赤な実が姿を現します。さらに 「食べる血液」「飲む血液」と呼ばれるほど栄養豊富なのも特徴的。(写真に)撮ってよし、食べてよし、の野菜・ビーツの魅力をご紹介します。

むくみ、貧血、便秘……女性にうれしい栄養たっぷり

「ビーツに特に多く含まれている栄養素は、カリウム・葉酸・食物繊維。またビタミンB群や、その他のミネラル分も豊富です」と話すのは、管理栄養士・ナチュラル料理研究家の谷口あゆこさん。特に豊富な3つの栄養素は、女性の健康・美容に役立てられるといいます。

むくみや高血圧の改善効果が期待できるカリウムは、男性と比べてむくみやすい女性こそ積極的に摂りたい栄養素です。葉酸は「妊婦のビタミン」ともいわれ、妊娠中や出産へ向けた準備を始める「妊活」中の方に必要なビタミン。造血作用もあるので、貧血になりやすい女性には欠かせません。

また、食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、それぞれ1:2の割合が一般的に良いバランスといわれ、便秘改善に効果が期待できます。ビーツはその食物繊維のバランスが良いのが特徴的。便秘が改善されると血液の質も良くなって全身に栄養素が行き届き、肌がきれいになる、髪にツヤが出る、代謝アップ……など、いいことずくめ。

さらに、ビーツの赤い色にも美容効果が期待できるといいます。

「ビーツの赤い色は、『ベタレイン色素』によるものです。空気中の酵素は、体内に入ると活性酸素に変わり、内臓や皮膚などあらゆる組織にダメージを与えます。抗酸化作用のあるベタレイン色素を摂ると、体内で増えすぎた活性酸素を除去し身体はもちろん、肌の老化を防ぐ効果が期待できます。ストレスや紫外線などでダメージを受けた肌を、健康に保つために効果的です」と谷口さん。

長期保存できる水煮や酢漬けも

生で食べても加熱してもおいしくいただけるビーツ。やわらかい歯ごたえやほろ苦さはカブに似ており、水分が多く、ほのかな甘みも感じられます。現在は百貨店や大手スーパーの一部の販売に留まっていますが、購入できる場所も徐々に増えつつあります。たとえば、輸入食品を扱うカルディコーヒーファームでは、「フェリックス スライスビーツ」(酢漬け)や「リビー スライスビーツ」(水煮)など、長期保存に向いたビーツが販売されています。

酢漬けはそのまま葉物野菜と一緒にサラダとして食べたり、水煮は他の野菜と煮込んでスープにしたり、料理の彩りがちょっと足りないな、というときに活躍してくれそうです。

ロシアのSNS映えする伝統料理

ロシア料理は、ビーツがよく使われていることで知られています。真っ赤なスープのボルシチが有名ですが、他にもさまざまな料理に活用されています。銀座にあるロシア料理店「ロゴスキー」のサラダ「サラート セリョトカポドゥシューバ 毛皮のコートを着たにしん」(以下、シューバ)は、ロシアの伝統料理ながら、SNS映えする華やかな見た目で人気のメニューです。

デコレーションケーキのようなかわいらしい見た目のシューバ。にしんの酢漬け、じゃがいも、ゆで卵、ゆでたビーツをそれぞれサワークリームやマヨネーズであえて、美しい層になるよう重ねたサラダです。20世紀初頭からロシアで親しまれているメニューですが、現在は正月などのお祝いの席で振る舞われることが多いといいます。

「サワークリームやマヨネーズなど、もったりしたソースとビーツは相性抜群。他の層と混ぜ合わせて食べる際、ビーツの色で全体がやさしいピンク色に変わっていく様子も楽しめます。シューバは2~4人でシェアする方が多いのですが、ロシア人のお客様がいらしたときは、お一人につき一皿ずつご注文されることも。それぐらい、ロシアでは愛されている料理です」と話すのはロゴスキー副社長の横地美香さん。

同店で使用されているのは、長野県の契約農家から仕入れる国産のビーツ。海外から空輸するよりも、食感も色味も良い状態で提供できているといいます。

冷たいジュース&温かいスープでビーツの栄養をチャージ

恵比寿や六本木など、都内6店舗を展開するコールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」。こちらではより手軽に、より効果的にビーツの栄養を摂取できるメニューがラインアップされています。

「ブラッディビーツ」は、ビーツのほか、ケールなどの葉物野菜やりんごやレモンなど全9種の野菜と果物を使用。加熱処理をせず、ゆっくり時間をかけてプレス(圧搾)することで、素材そのもののおいしさと栄養が抽出されたジュースです。ミネラル豊富で血のめぐりを良くするといわれるビーツをメインに、ビタミン豊富な食材をミックスしているので、「栄養たっぷりで、お疲れ気味の方におすすめ」(サンシャインジュース副社長の伊地知泰威さん)とのこと。りんごやレモンがビーツのほろ苦さを和らげ、クセがなく飲みやすい一杯になっています。

同店ではビーツを使ったスープも販売されています。「アーモンドビーツ」は、ビーツに加えアンチエイジング効果が高いと言われるアーモンドミルクがたっぷり。コクのある味わいで、これからの寒い季節や体を冷やしたくない女性にうれしい温かいスープです。一部店舗ではテークアウトができるほか、レトルト(冷凍)を各店の店頭または通販で購入可能。出勤前や週末のまとめ買いなど、ライフスタイルに合わせて取り入れられます。

色とりどりの華やかな料理は、もっともSNS映えする被写体の一つ。写真を撮ったら、たっぷりの栄養といっしょに最後までおいしくいただきましょう。

(取材・文 GreenCreate)

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