たった一人で月間150万アクセス 人気サイト構築の技経営コンサルタント 竹内謙礼(8)

例えば、同じ「引っ越し」でも、危険物の引っ越しについて特殊な知識と経験があるのならば、「危険物 引っ越し」という複合キーワードなどで検索結果の上位表示を狙ってみるといい。また、地域内での価格競争に自信のある引っ越し業者であれば、「千葉市 激安 引っ越し」という言葉で検索結果の上位を狙ってみるのもいい。

まずは自社の狙うべきキーワードを考えることで、初めてネット上のお客さんを獲得する方向性が見えてくる。やみくもに会社名を大きく載せたホームページを作るのではなく、検索結果で上位に表示されやすいホームページを作ることが、アクセス数を稼げるサイト作りの第一歩になる。

肝心のホームページを上位に表示させる方法だが、まずは自社にお客様を呼び込むための検索キーワードに関連したページをたくさん作ることだ。和田さんの事例で言えば、「東京 ビアガーデン」という検索キーワードで上位表示するために、東京のビアガーデンを小まめに取材し、数多くのコンテンツをサイトの中に作り込む。

その結果、グーグルの検索エンジンは「この検索キーワードに対して、このホームページが詳しい」と判断し、検索結果で上位に表示されるようになる。

最近のグーグルの検索エンジンはページの「内容」と「数」を非常に重要視しており、文字数2000文字ほどの有益な記事内容で、かつ文字数、ページ数の多いサイトを上位に表示させる傾向が強くなっている。

このようにグーグルから高い評価をもらえるサイトを作ることが、検索結果で上位に表示されるサイトを作ることにつながり、アクセス数を稼いで新規顧客を流入させ、売上に直結するホームページを作ることになる。

ホームページのデザインを良くしたり、キレイに見せたりすることで売上を伸ばせる時代は終わった。お金をかけてカッコいいホームページを作ったからといって、大きな利益が得られることはない。

それよりもコンテンツ作りに投資して、お客さんに何の検索キーワードで、どのような情報を発信していくべきなのかを真剣に考え、運営していくべきである。見た目の価値ではなく、中身の価値を上げるホームページ作りこそが、これからのネット戦略に求められている。

200社に足を運んでわかった お客さんがホイホイ集まる法則

著者 : 竹内 謙礼
出版 : 日本経済新聞出版社
価格 : 1,620円 (税込み)

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