たった一人で月間150万アクセス 人気サイト構築の技経営コンサルタント 竹内謙礼(8)

「他にも20ほど情報サイトを運営しているんです」

そう話すのは、情報サイトの制作運営を一人で行っている和田亜希子さん。すでにこの仕事が本業となっている和田さんに、人気情報サイト作りのコツを聞いてみた。

まず、大きなテーマを狙わないことが重要だという。人気のある検索キーワードは競合が多く、内容も充実しているため、検索結果で上位表示されるには時間とコストがかかりすぎてしまう。

「2語の複合キーワードで調べられているニッチなテーマが狙い目ですね」

そのほうが検索結果で上位表示されやすく、集客力の高いサイトを作りやすいという。

もう1つのポイントは、「情報記事を書き溜めてからサイトを作る」という点である。やみくもに情報サイトの記事を書き始めてしまうと、途中でネタ詰まりになってしまい、中途半端なサイトになることが多々ある。

それを防ぐために、和田さんはまず取材した記事を簡易ブログに掲載。その記事が50個ほど溜まれば、本格的に情報サイトの制作に取りかかる。もし簡易ブログの執筆に挫折してしまったら、ネタそのものがダメだと判断し、制作を途中でやめる。その結果、和田さんの制作する情報サイトは、どれも完成度が高いものばかりになるのだ。

*   *

和田さんのサイト作りのテクニックには学ぶべきことが多い。まず、自社のホームページが何という検索キーワードで調べられているのかを知る。例えば、引っ越し業を営む会社であれば、ホームページを見に来てほしい相手は、ヤフーやグーグルの検索エンジンで「引っ越し」という言葉で検索している人たちである。そして、そのお客さんを獲得するために、「引っ越し」と検索した際に、上位に表示されるホームページを作ることが重要である。

しかし、「引っ越し」の検索キーワードには競合が多い。大手企業が検索エンジン対策を行っていたり、ネット広告を展開していたりするので、なかなか上位に食い込むことは難しい。そのため、自社のサービスに沿っていて、なおかつ競合が少ない検索キーワードを探し、検索結果で上位に表示させたほうが、労力が少なくなる。

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