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和田さんが運営する東京ビアガーデン情報館。 各ビアガーデン会場の取材をしっかり行っており内容も充実している

日経MJの人気コラム「竹内謙礼の顧客をキャッチ」が『200社に足を運んでわかったお客さんがホイホイ集まる法則』(日本経済新聞出版社)のタイトルで1冊の本になりました。5年間250回にわたる連載の中から、一押しのノウハウ50の事例を選び、再取材の上、大幅加筆してまとめたものです。その50の事例から、10例を抜粋して紹介します。8回目は、たった一人で月間アクセス数150万を超えるサイトを作り上げた事例を取り上げます。

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1990年代にインターネットが登場し、今や企業がホームページを持つことは当たり前の世の中になった。しかし、ホームページが常識になっても、売上に結びついている企業はいまだに少ない。ほとんどのホームページは存在しているだけで、ネットの利便性を活用しきれていないのが現状である。

売上に貢献できないホームページとなっている一番の要因は、アクセス数を稼げないサイト構成になっているからである。お客さんが商品やサービスを探す際に、アクセスをしてもらえるホームページになっておらず、ビジネスチャンスを逃している。

極論を言えば、ホームページは「アクセス数」がすべてであり、アクセス数を稼ぐために作られているようなものである。どんなにデザインが良く、どんなに導線がしっかりしたホームページを制作したとしても、アクセス数を稼げないホームページでは意味がないのだ。

ここでは、たった一人でアクセス数を稼ぐホームページを構築し、人気サイトを作り上げた事例を紹介しよう。

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毎年7月になるとアクセス数が150万を超える人気サイト「東京ビアガーデン情報館」。ビアガーデンの営業時間や座席数、メニューの他に、ビアガーデンを訪れた生レポートも掲載している。あまりの完成度の高さに大手企業が制作したホームページだと思っていたが、調べてみると個人が制作したものということが後ほど判明した。

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