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定年楽園への扉

シニアは着物で背筋ピン 粋なお金の使い方で人生豊か 経済コラムニスト 大江英樹

2018/9/6

写真はイメージ=123RF

 人間は老いると若い頃より記憶力や判断力は衰えますし、体力もなくなってきます。肌もツヤやハリがなくなってくるし、しわも増えてきます。年を取るということは華やかさがなくなるということです。加齢は仕方のないことで、以前のコラム「『脱アンチエイジング』が老後のお金や暮らしを豊かに」でも書いたように、私は無理して加齢に抗(あらが)う必要はないと思っています。

 しかしながら、できれば周りの人に悪い印象を与えることなく、スッキリとさわやかなシニアでいたいとも思います。独善的になったり、人の話を聞かなかったりといった迷惑シニアにならないようにするのは何よりも必要なことです。今回はそれについての心構えと着物の思わぬ効用についてお話しします。

■笑顔で良い姿勢を保てば好印象に

 俗に「人は見た目が9割」といわれますから、できるだけ見栄えを良くして清潔感を印象付けることが大切です。もちろん、見栄えを良くするといっても別にエステに行く必要はありませんし、高価なブランドの洋服を身につける必要もありません。安い服でも清潔であれば十分です。

 最も重要なポイントがあります。それは笑顔でいることと姿勢を良くすることです。こういうと「なんだ、それは、くだらない」と思う人もいるかもしれませんが、実は重要なことです。

 シニアには陰鬱な雰囲気で眉間にしわをつくり、難しい顔をしている人が意外に多いのです。私も現役時代はそんなことは考えもしませんでしたが、会社を離れ、少し距離を置いて世の中を見てみると、不機嫌そうな顔をしているお年寄りが目立つことに気付かされます。

 自分がその立場に立って考えれば、「穏やかな笑顔」が一体どれぐらい相手に好印象を与えるか分かるでしょう。逆に眉間にしわを寄せた人にはあまり近寄りたくないなという気持ちになると思います。

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