2018/9/1

週末は家めしクッキング

和風のイメージがあるサバのみそ煮缶を、洋風にアレンジ 赤ワインが進む一品

<作り方>

(1)みじん切りのタマネギをバターでいため、サバのみそ煮缶とみそを入れて全体をなじませる。カボチャを加え、塩・コショウで味を調える

(2)耐熱皿に(1)をのせ、みじん切りにしたゆで卵とブルーチーズを合わせたソースをかける

(3)オーブン(トースターや魚焼きグリルでも可)で、表面が色づくまで焼いてでき上がり

これはパンにもライスにも合うが、なんと言っても、赤ワインが進む。ワイン党でない方も、渋めの赤をお供にぜひ。また、耐熱皿ではなく坊ちゃんカボチャなど、小さいカボチャをくりぬいて容器にするとパーティー感が増し、ハロウィーンにも最適だ。

最後のデザートはフルーツ缶を使い、ヨーロッパでポピュラーな、マケドニア風の「フルーツポンチ」を紹介しよう。

<材料>

好みのフルーツ缶 適量 / 強炭酸水 適量/ 白ワイン または好みのリキュール 適量 / レモン汁 適量 / ミントなど 適量

好みのフルーツ缶詰と好みのリキュールで、オリジナルポンチが楽しめる 白玉団子を入れてもおいしい=PIXTA

<作り方>

(1)フルーツをさいの目にカットし、炭酸水とアルコール、レモン汁を加え、缶詰のシロップで甘さを調節する

材料はすべて冷やしてから使う。料理を始める前に、フルーツを切って冷やしておくと、デザートタイムには、液体を注ぐだけで仕上げられる。ミントを飾ると爽やかさが増すのでお薦め。子供には、炭酸入りのジュースなどで割ってもよい。

コース仕立てで紹介しているため、4人前にしては分量が少なめになっている。それぞれを1品料理とする際は、2人前として作るとよい。

普段、私は買い置きはなるべくせず、買った分を食べきってしまう。それではお恥かしながら、まったく備えにならない。そこで、非常用には、毎日使う食料とは別に缶詰などを買って、備蓄しておくわけだ。ただ、非常用に保管していても、入れ替えを忘れてしまっては、いざ災害時に食べようとしたら賞味期限が切れていたということにもなりかねない。心配な方は、日常食として食べながら買い足し、少し多めの食料を備蓄する「ローリングストック」という方法もあるので、自身にあった形で防災を意識するとよい。

生魚の調理に抵抗のある方が多いこともあり、日本の魚消費量は減少しているようだ。魚の缶詰は、面倒な下処理などがないので活用してほしい。海産物に恵まれた島国なのだから、もっと魚を調理して食べようではないか。海に囲まれているということは、津波の心配もある。地震だけではなく、例年この時期には台風による水害なども多い。防災意識を高めるためにも、缶詰の買いだめをお薦めする。そして何より、缶詰料理はおいしいだけではなく、時短調理にも役立つのだ。

(世界料理探究家 T.O.ジャスミン)

大人のレストランガイド