2018/8/29

表Aで「アクティブ型の組み合わせ」とあるのは、各分類内で5年リターン(7月末時点)が最も高かったファンドを選択して分散投資したときの試算だ。どの株式組み入れ比率のパターンでも、リターンはインデックス型を大きく上回った。アクティブ型についてはコストの高さを嫌う人も多いが、運用成績は信託報酬控除後で見ているので、しっかりリターンが上がっているファンドなら、過度にコストを気にする必要はない。

それにしても、年明け以降の市場の動きは何やらきな臭い。新興国通貨の急落、軟調相場が長引く先進国債券、下げ止まらない金価格、年初まで日本株の上昇をけん引していた中小型株相場の変調などなど、気になる事象が相次いでいる。

たとえ昨年までは成果が上がっていたとしても、ここからは特定のファンドに頼った運用を続けるのは危うそうだ。市場の変動率の高まりから資産を守るのは、やはり分散投資の徹底が基本。手段はどうあれ、資産に偏りがあるなら見直した方がいい。