ゲス乙女・川谷絵音 怠惰な僕のスイッチを押すモノ

川谷絵音さん。8月29日にゲスの極み乙女。の4thフルアルバム「好きなら問わない」をリリースした
川谷絵音さん。8月29日にゲスの極み乙女。の4thフルアルバム「好きなら問わない」をリリースした

軽やかで時折ユーモアも取り入れた言葉にスパイスのきいた本音が潜む歌詞を、ポップでキャッチーながらひねりのきいた巧みなサウンドに乗せる人気バンド「ゲスの極み乙女。」。そのフロントマンである川谷絵音さんは、ほかにも様々なバンドを掛け持ちして楽曲提供も行っている上、2018年7月期のドラマ「恋のツキ」で俳優デビューするなど、まさに才人。そんな川谷さんが、曲作りのスイッチ(きっかけ)にしているモノとは?

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最近はそうでもなくなったけど、家に帰るのが面倒になって、仕事やご飯の後に近くのホテルに泊まっちゃうことが多かったんです。そこからホテルが好きになって、五つ星以上の都心のホテルは、だいたいコンプリートしました(笑)。

都心の一流ホテルはほとんど泊まったという川谷さん。ルームサービスにも一家言ある

都内ばかりじゃなく、オフにふらりと国内旅行することもあります。先日は作曲旅行しようと思って、クラシックギターを持参して、熱海の温泉旅館へ。タイアップ案件だったので、じっくり映像を見たいなと思ったんですが、自宅じゃやる気が起きない。僕、もともとはすごく怠惰なんですよ(笑)。

客室にウッドデッキがあって、そこに露天風呂とかハンモックがついてる部屋を見つけて、すてきだなと。それで、自分で予約して行きました。ハンモックに揺られながら映像を見て、ギターで曲を作っては温泉に入る……。そんな感じで現実から離れた時間を過ごせたおかげで、無事締め切りにも間に合いました。

ホテルの本が創作意欲かきたてる

今日持ってきた『世界のホテル』(パイ インターナショナル)も、そんなふうに思い立って金沢に行ったときに入手したもの。昨年の冬に1泊2日で金沢にほど近い温泉旅館に泊まったんですよ。目的の一つは温泉で、もう一つは「金沢21世紀美術館」。展示作品を見終えた後に、ミュージアムショップに立ち寄ったんです。あそこのショップって、コムデギャルソンが置いてあったり、ちょっと変わった品ぞろえで見てて楽しい。そこにこの本もあって、パラパラめくったらすごくきれいな写真が載ってて、「こんなホテルに泊まってみたいな」と。サイズも小ぶりで持ち運びやすいのも気に入りました。大型の写真集だったら、多分買わなかったでしょうね。

この本に載っているホテルにはまだ行ったことがないという

今、この本は自宅の本棚にあって、よく手に取りますよ。表紙を見せて置けるタイプのブックシェルフなので、インテリアとしても活躍しています。

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