ライフコラム

ヒットを狙え

駅でバッテリーをレンタル 電池切れを300円で解決

日経トレンディ

2018/9/8

充レンのモバイルバッテリー。容量は4200mAh。1台でスマホを1~1.5回フル充電できるという
日経トレンディ

注目の新製品や新サービスをピックアップ、市場性や開発者の声などから、日経トレンディ記者が大胆に「ヒット予報」をする。今回取り上げたのは、モバイルバッテリーレンタルサービスの「充レン」。

◇  ◇  ◇

出先でのスマートフォン(スマホ)の電池切れというピンチを救う、新サービスが登場した。東京電力エナジーパートナーと、鉄道会社のゆりかもめが開始した、モバイルバッテリーレンタルサービス「充レン」だ。新橋や青海などゆりかもめ7駅の他、デックス東京ビーチ、フジテレビなど、沿線施設を加えた16カ所にスタンドが設置される。

東京電力エナジーパートナー、ゆりかもめ「充レン」 
●利用料金/300円(税別、以下同。翌日24時まで。以降、24時間ごとに300円を加算。4日目の24時までに返却がない場合は、3000円で買い取り) 
●充電コネクター/Lightning、micro-USB、USB Type-C 
●容量/4200mAh(16Wh) 
●モバイルバッテリーのサイズ・重さ/幅60×高さ109×厚さ11mm・100g 
貸し出しと返却用のスタンドは、ゆりかもめの駅改札内や、お台場を中心とした施設内に設置される
手続きは、スタンドのタッチパネルを操作して行う

借りるときは、スタンドのタッチパネルでメールアドレスを入力したり、クレジットカードを挿入して、情報を登録したりする手続きが毎回必要。やや手間だが、スマホの電池が切れていても登録できる利点もある。登録後は、スロットからバッテリーを抜き取り、返却は空スロットに差し込むだけ。どのスタンドでも返却できるため、借りた場所にわざわざ立ち寄る必要はない。

端子はLightning、micro-USB、USB Type-Cの3つから選べる。スマホの充電に不足はないだろう。

貸し出し手続きはアドレスの登録、充電端子の選択、クレジットカードの登録など。やや手間だが、1分足らずで済んだ
手続き完了後は、貸し出し可能なバッテリーのライトが点灯。スタンド横から引き抜いて使う。1基で30台収容可能

料金は翌日24時まで、最大48時間の利用で300円(税別、以下同)。以降24時間ごとに300円が加算され、4日目までに返却しないと3000円で買い取りとなる。料金は確定後、登録したクレジットカードから引き落とされる仕組みで、現状、現金には非対応だ。

12月31日までは実証実験としてサービスが提供される。お台場エリア以外での展開も、早ければ年内に開始したいという。

100gのバッテリーは端子一体型で、ケーブルは不要
ヒット予報
バッテリーレンタルは海外、特に中国では爆発的に普及している。外国人観光客が多いお台場エリアは相性が良いだろう。今年に入って同様のサービスも登場しており、ジャンル全体の盛り上がりも追い風になりそうだ。

[日経トレンディ2018年9月号の記事を再構成]

ライフコラム 新着記事

ALL CHANNEL