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ヒットを狙え

透ける画面でなぞり書き キングジム電子メモの進化

日経トレンディ

2018/9/4

無地シートを敷くと書いた線がよく見える
日経トレンディ

注目の新製品をピックアップ、市場性や開発者の声などから、日経トレンディ記者が大胆に「ヒット予報」をする。今回取り上げたのは、キングジム「Boogie Board(ブギーボード) BB-11」。 

◇  ◇  ◇

キングジムは、電子メモパッド・ブギーボードシリーズの新モデル「BB-11」を2018年8月3日から発売した。ブギーボードは、電源を付ける手間なく、すぐ書き始めることができる電子メモパッド。新モデルのBB-11は画面が半透明であることが最大の特徴で、「透かして書く」ことが可能となった。

キングジム「Boogie Board BB-11」 
●実勢価格/9200円(税別) 
●サイズ・重さ/幅231×高さ328×厚さ5mm・重さ約273g 
●書き換え可能回数/約5万回 
●電池/コイン型リチウム電池(CR2032)1個 
●付属品/スタイラス、テンプレートシート2枚 

付属のテンプレートシート2枚には、ケイ線・ドット・方眼・無地の4種類が両面印刷されており、本体の裏側に差し込めばガイドラインとして使用できる。

また、透けて見えるものであれば何でもなぞり書き可能で、イラストのトレースや字の練習など使い方次第でさまざまな用途が生まれそうだ。

方眼シートを下に敷けばグラフなどもフリーハンドで描ける
画面の透過性と文字の視認性が両立するよう調整されており、なぞり書きも楽

シリーズ史上最大となった13.8型の画面サイズは、ほぼA4と変わらず、ケイ線のテンプレートシートを敷くと紙のノートと同様に使うことができた。

さらにシリーズ初となる「部分消し」機能も搭載。部分消しボタンを押しながら、付属スタイラスの専用イレーザーでこすると線が消える。

部分消しには強い力が必要
部分消しボタンを押したまま、丸い消去ボタンを押すごとに1段階ずつ消し具合を調節できる

消し具合は12段階で調節できるため、スケッチなどには向きそうだ。ただ、「フリクションボール」の文字を消すよりは強い力が必要だった。

筆圧によって線の太さが変えられる。感度は高く、軽い力でも線の強弱をつけられた。硬いものならば爪などでも書き込むことが可能
ヒット予報
デジタルメモなどオフィスでよく利用されているというブギーボードだが、半透明液晶搭載で、漢字練習やお絵描き用など子供向け知育玩具としての拡大も狙えそう。画面の保存ができないのは難点だが、今後の展開に期待。

[日経トレンディ2018年9月号の記事を再構成]

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