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避難時の長距離歩行も安心 「防災対応シューズ」6選

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NIKKEI STYLE

9月1日は防災の日。災害時、特に大地震などを想定すると、被害の中心地で避難をするイメージが先行するが、東日本大震災の首都圏のように、建物などがほぼ無事であっても公共交通機関などがマヒして徒歩で帰宅しなくてはならない、という事態の方が多い場合もある。普段のビジネスシーンでも使用できる防災アウトドアシューズや、オフィスに備えて災害時に使用できる防災シューズを紹介する。

フォーマルなのに歩きやすいハイテクシューズ

アメリカントラッドスタイルの代表的なメーカーとして名をはせたコールハーンは、1988年にナイキの完全子会社となり、「ナイキエア」の技術をソールに取り入れるなど技術とスタイルが融合したブランドとして成長。現在は「グランド」という空洞化、スリム化によるクッション性を持ち軽量なソールシステムをラインアップする。なかでも「グランドレボリューション」シリーズは、フォーマルな装いのなかに、先進的なデザインを取り入れ、ランニングシューズのようなクッション性をあわせ持つハイテクシューズだ。

見た目は完全にフォーマルシューズなので、ビジネスはもちろん、モデルによっては冠婚葬祭などの正装にも対応する。一方で、ランニングシューズ由来のクッション性により、長時間の歩行でも足の負担を軽減する。出先において被災して、徒歩で会社に戻ったり、帰宅する必要が生じても足への負担を和らげてくれることだろう。コールハーンによると、東日本大震災の際に、勤務先から自宅まで歩いて帰ったユーザーから、感謝の言葉も寄せられたという。

日々のビジネスシーンでも、外回りなど歩くことの多いビジネスマンには恩恵をもたらすシューズといえる。

30年以上愛され続けてきたスタンダードワークシューズ

1932年に創業されたダナーは、木こりや造船所で働く人などが履くワークブーツメーカーとしてスタート。52年にイタリア・ビムラムのソールを採用することでワークブーツだけでなく、アウトドアシューズを手がけるようになる。アウトドアでもおなじみの防水透湿素材であるゴアテックスを最初にシューズに採用したのもダナーと、常にチャレンジを続けるメーカーでもある。

そんなダナーが30年以上にわたって作り続けてきたのが「ポストマン」だ。郵便局員が長時間歩いても疲れにくい構造と、訪問先のドレスコードにも対応する光沢のあるガラスレザーを採用したオールラウンダー。滑り止めと衝撃吸収に優れたダナーのオリジナルソール「ダンキャットソール」は普段使いはもとより、災害時の悪路でも負担を和らげ、破片などの踏み抜きにもある程度耐えるソール厚を持つ。グッドイヤー・ウェルト製法によって、ソール交換も可能なので長く使うほどに愛着も湧く。

最初の一足には、履きやすさとスタイルのバランスが取れた「ポストマンシューズ」がお薦めだ。ピカピカに磨き上げて足になじませ、長く使いたい。

アウトドアシューズにタウンユースの要素を足した防水シューズ

ダナーのトラムライン917はビムラムソールを採用し、ゴアテックスを使用した防水アウトドアブーツだ。ダナーの伝統的なアウトドアシューズのスタイルとクッション性があり、濡れた路面でも滑りにくいソールを組み合わせ、街履きからトレッキングまで幅広く対応したモデル。

Dリングのシューホールは、アウトドアらしさを感じさせるが、バックスキンの風合いがあるチャッカブーツのようなスタイルは、ビジネスカジュアルならマッチするほか、フォーマルなドレスコードでなければスーツにも合わせられるだろう。

元々都市部も意識したトレッキングシューズなので、都市部での災害時にその真価を発揮する。地震などでガラスの破片やがれきなどのある道を歩いても、靴やソールがアウトドア仕様なので一定の保護が得られるだけでなく、上下水道があふれ、路面が濡れていても滑りにくい。また、水害などで冠水してしまっていても、ゴアテックスによって防水性が保たれるので足を快適な状態に保つことができる。

クッション性の高いソールが長時間の歩行をサポート

災害時、特に大地震などを想定すると、被害の中心地で避難をするイメージが先行するが、東日本大震災の首都圏のように、建物などがほぼ無事であっても公共交通機関などがマヒして徒歩で帰宅しなくてはならない、という事態の方が多い場合もある。商談やパーティーなど、フォーマルさが求められるとき以外は、素材や色がビジネスウエアから浮かないスポーティーなシューズを履くことで、万一の際に歩いて帰宅するという事態にも足への負担を軽くできるだろう。

オリジナルモデルの247は、24時間7日間の日々のライフスタイルシーンを快適にサポートするというコンセプトで人気を博したニューバランスのスタンダードモデル。そんな247がリニューアルして登場。ボリューム感のあるミッドソールを採用したことで、クッション性と快適性を実現したモデルになった。

カラーバリエーションの「BLACK/BLACK」は、オールブラックでビジネスシーンにも溶け込む。スニーカーでありながら、スリッポン構造のため脱ぎ履きが楽で長時間歩いてもストレスを感じさせないホールド感が特徴。

モックタイプでアウトドアシューズらしからぬスマートなシルエット

アウトドアシューズの無骨さ、ハードなイメージは、靴ひもと補強されたシューホールから感じられることが多い。しかし、このモデルは靴ひものないモックタイプなのでアウトドアシューズに見られる無骨なイメージが薄いのが特徴。本格アウトドアの場合は、靴ひもがないとホールド感が少なく不安定だが、街履きメインなら問題ない。ブラックモデルなら、スーツに合わせてもアウトドアシューズと思われにくいシルエットだ。

一方で、メレルが採用するビムラムソールは、がれきがある市街地でもグリップするようなデザインとなっており、中東でPMC(民間軍事会社)の社員が使用したり、ネイビーシールズ(アメリカ海軍特殊部隊)の隊員が個人的に使用している様子が現地を取材する写真や映像から得られることもあるほどだ。

そんな硬めのコンパウンドなので、災害時も安心して歩くことができるだろう。ゴアテックスを使用しており、防水性があるのもポイントだ。しかし、硬めのソールは濡れたマンホールやタイルの上では滑りやすいというデメリットもある。活動エリアの路面状態をチェックして、適切なチョイスをしたい。

消防士向けの靴も作るメーカーによる防災ブーツ

シバタは、業務用のゴム長靴をはじめ、消防士が履く安全靴、レスキューブーツなども手がける本格的な長靴メーカーだ。そんなシバタが、被災地ボランティアの要望を取り入れて作ったのが「DU201 防災ブーツ」だ。重量を軽減し、履き心地を向上させるためにつま先の鉄芯は省く一方で、被災地の片付けの際に起こりやすい釘(くぎ)やがれきの踏み抜きを防ぐための鉄板はしっかり入っているので、被災後の片付けや復旧作業にも適している。

通勤時に毎日使用するには不向きなデザイン、スタイルだが、会社に備えておき、いざというときに履き替えて復旧作業にあたるための備えとして、もしくは大雨や大雪など往復時の足元が悪い場合に使用するなど、ここぞというときに使用するのも良い。

もちろん、レインブーツとして使用することもできる仕上がりで、オレンジのカラーバリエーションや靴ひものワンポイントが女性にも受けているそう。ショートの他にロングタイプもあり、雪深い地域や水害を想定するならロング、レインブーツとしても使いたい場合にはショートが適している。

すべての靴を防災用に変えるインソール

今回紹介したアウトドアシューズの多くは、釘などの鋭利ながれきの踏み抜きに耐えない。そんなとき、インソールとしてシューズの中に敷くだけで踏み抜き防止機能を加えるのがミドリ安全の「踏抜防止カップインソール(公式サイト価格税込み1480円)」だ。

0.5ミリ厚のステンレス板を内包し、100キログラムの荷重にも耐える強靭(きょうじん)さは頼もしい。常に使用しなくとも、災害時や片付け作業時のみ通常のインソールと交換して使用することで、より安全性を高めてくれる。

(ライター 戸津弘貴)

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