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年齢につれタイム伸び悩み 有森裕子流練習のアレンジ

日経Gooday

2018/9/2

タイムが伸びない。以前のような長い距離を走れない。年のせい?…と思ったときはどうすればいいのでしょう。(c) Dmytro Panchenko-123RF
日経Gooday(グッデイ)

 この記事をご覧になっているランナーの皆さんの中には、「最近、記録が上がらない」「長い距離のトレーニングが最後までこなせなくなった」など、パフォーマンスの低下を感じている人もいるのではないでしょうか。

 そうした伸び悩みの原因はさまざまですが、中でも、長くランニングを続けてきた中高年のランナーの中には、年齢が上がるにつれて自身の理想とするパフォーマンスと現実とのギャップに悩む方が少なくないように思います。老いによるタイムの伸び悩みや、体力の低下を感じるにつれ、ランニングがつまらなく思えてきた方もいるでしょう。

 今回はこうした「老化現象」との付き合い方について考えてみたいと思います。

■老いを受け入れてトレー二ングをアレンジしよう

 私は以前から、ランニングは健康的で誰もが楽しめる生涯スポーツであってほしいと考えています。老いによるパフォーマンスの低下が原因でランニングが楽しめなくなってしまうのは、人生を豊かにするうえでもったいないことだと思います。そんなときは、心の持ち方を少し変えるだけで、いくらでもランニングを楽しむことができると思うのです。

 例えば、200mを10本走るといったインターバルトレーニング(詳しくは過去記事「有森裕子 中上級ランナーにインターバルトレーニング」参照)があります。走った時の1本の平均タイムが、30代で練習した時よりも40代の時の方が下がってしまい、悲観的になる人はいるでしょう。でも、加齢に伴って体力が低下するのは自然の摂理であり、悪いことではまったくありません。「当たり前」の現象なのです。

 大事なのは、その当たり前の現象を素直に受け入れることです。「人は老いる」ということを前提とし、40代のランナーは、30代の頃と同じトレーニングをしていてはいけないと考えます。その代わり、30代の頃と同様の効果が得られるトレーニング方法を考えればいいのです。

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