画質高まる有機ELテレビ デザインと価格で見極めを「年の差30」最新AV機器探訪

小原 シグナル(信号)中のノイズ(雑音)のレシオ(比率)のことです。「S/Nが高い」ということは、シグナル中のノイズ成分が低いことを意味します。新モデルではS/Nが高まったことで、暗い画面でもノイズがほとんど気にならなくなりました。色数の再現力も圧倒的に向上していますし、グラデーションも一段と緻密になっています。

小沼 ではLGの中でのお薦めモデルは?

小原 私のお薦めは「65E8PJA」ですね。55インチもありますが、有機ELは65インチの方が総じて絵の完成度が高いんです。

小沼 インチ数によっても違いがあるんですか。面白いなあ。

小原 バックカバーと透明なスタンド部が一体化されており、浮いたようなデザインも秀逸です。

小原さんおすすめの「65E8PJA」。透明なガラスカバースタンドにより、宙に浮いたように見えるデザインが特徴的だ。実勢価格48万7990円(2018年8月中旬に大手家電量販店のネットショップで確認。以下同)

型を持つソニー、パナソニック

小沼 ソニーやパナソニックはどうですか?

小原 LGが多彩なラインアップを展開しているのに対し、ソニーとパナソニックはそれぞれデザインに型があります。ソニーは一枚板、パナソニックは画面が宙に浮いたようなデザインです。ソニーが6月に発売した「A8Fシリーズ」を見てみると、2017年モデルの「A1シリーズ」と違い、床置き型からスタンド型に変わりましたが、一枚板のようなデザインは踏襲されています。

ソニー「KJ-65A8F」。画面全体を振動させて音を出す「アコースティックサーフェス」機能は前作に引き続き採用された。実勢価格56万1600円

小沼 A1シリーズ同様、洗練されたデザインですね。

小原 画面全体を振動させ、映像と音に一体感を出す構造も前作と同じ。ここにも力を入れているようですね。

小沼 パナソニックはどうでしょう。

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