現代の腕時計は、実用品ではない。何かしらの意図を持って選ぶ“アクセサリー”となったからこそ、 腕元の小さな腕時計には、その人のセンスや個性が強く表れる。どれだけ便利な世の中でも、旅先での時差はストレスの要因になる、ましてや海外への出張の場合は日本とのやり取りも頻繁なので、特に時差が気になる。そんな時、何を選び、どうつければいいのか。
「はじめての高級時計」記事一覧
(上)ここぞのプレゼンで身に着けたい「勝負腕時計」6選
(中)正統派のブラック×ホワイト フォーマルな腕時計6選
Q 頼りになる旅の相棒は?
A パッと手元で確認。楽で便利な時差調整機能付き
■GRAND SEIKO/SBGM227
スマートフォンにも時差を修正する機能がついているが、パッと手元で確認できるほうが楽で便利だ。時差調整機能にはさまざまなタイプがあるが、グランドセイコーの場合はGMT。24時間で1 周する赤い針でホーム(自国)タイムを示し、中央の針でローカル(現地)タイムを表示。ローカルタイムはリュウズで簡単に動かせるので、時差調整も素早くでき、かなり便利だ。