今、ココでしか買えない　格上げ別注を手に入れる

別注アイテムの醍醐味は、今そこでしか買えない希少性に加え、モノとしての"グレード"が高まっているところにある。ここでは、そんなアイテムの中でも、別注することでさらに"上質に"仕上げられているものを紹介。一期一会の特別な出会いを見逃さないようにしたい。

■CINQUANTA×DESIGN-WORKS/チンクアンタ × デザインワークス（上）

メンズになかったボンバーJKを初別注

じつはチンクアンタでは、写真のようなボンバーJKがメンズには用意されていなかった（レディースには用意あり）。ということでデザインワークスではこちらを型別注。さらに素材を極上のムートンとすることで、男らしさを持ちつつも高級感あふれる仕上がりとなった。都会派ミリタリーの好例だ。六本木店だけの限定モデル。22万円（デザインワークス ドゥ・コート六本木 ヒルズ店）

■CINQUANTA×BEAMS F/チンクアンタ × ビームスF（下）

襟の立ちが違う

約10年前に展開して大好評を博したスエードブルゾンを現代的なフィッティングで復刻。立ち襟が美しく決まるようリブパーツの品質を上げるなど、さらに大人の雰囲気となるよう進化した。11万円（ビームス ハウス 丸の内）

■CASIO G-SHOCK×BARNEYS NEW YORK/カシオ Gショック × バーニーズ　ニューヨーク

スーツで使えるアリゲーターベルト

Gの原点である角型ケースのDW5600のオールブラック版に、艶やかなアリゲーターベルトを装着。ぐっとクールかつリッチな佇まいとなった。付属のNATOベルトとの付け替えも容易。3万6000円〈9月中旬展開予定〉（バーニーズ ニューヨーク）

■ALDEN×SHIPS/オールデン × シップス

プラザラスト採用でクラシカル顔に

スクエア気味のトウが印象的なドレス顔の別注オールデン。この木型は、靴好きが同ブランドの中でも最もクラシカルと評する「プラザラスト」。スーツの足元を上質に彩りたいときに好適な一足だ。11万2000円（シップス 銀座店）

■JOHN SMEDLEY×ESTNATION/ジョン スメドレー × エストネーション

太ピッチのリブで一枚で着ても決まる

リブ幅を太めのピッチとしながらも最高級の超長綿を使用することで、巷のリブニットとは一味違う上質な雰囲気を纏わせた一枚。また浅めのVネックはジャケットのインナーとしても優秀。3万2000円（エストネーション）

■STEFANO BEMER×ISETAN MEN'S/ステファノ ベーメル × イセタンメンズ

アッパーの深い色合いで洒脱な雰囲気に

トウのメダリオンが特徴的なブランド創業時からあるウイングチップを、現代のラストに載せ替えたスペシャルモデル。ムラ感のあるアンティーク調カーフも洒脱な雰囲気だ。製法はハンドソーン。21万6000円（伊勢丹新宿店）

■PALTO×EDIFICE/パルト × エディフィス

型紙から作った大人のクラシックコート

コートの名門パルト。その絶妙な着丈感を生かしつつ、今らしく、そして日本人体型に美しくフィットする型紙にてオーダー。程よく旬感のある大人コートが完成した。素材はウールカシミヤ。8万5000円（エディフィス 丸の内）

■CARUSO×TOMORROWLAND/カルーゾ × トゥモローランド

休日を楽しくする太畝コーデュロイ

トゥモローランドとカルーゾの特別な別注作。素朴な太畝コーデュロイを使用することで、着回しやすく、大人の粋も感じさせるスーツに仕上げた。生地はストレッチも効き着心地が快適なのも嬉しい。各17万円（トゥモローランド 丸の内店）

■CLARKS ORIGINALS×UNITED ARROWS/クラークス オリジナルズ × ユナイテッドアローズ

上品さ薫るモンクが久しぶりに復活

1970年代に人気を博した「ワラビー・モンク」が、UAの熱烈なオファーで復活。撥水スエードの採用のほか、バックルやストラップの太さを変えてより現代的な一足としている。2万3000円（ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店）

■COOHEM×STRASBURGO/コーヘン × ストラスブルゴ

カシミヤ&ジップでラグジュアリースポーツに

全工程を自社で行う山形県の老舗ニットファクトリーブランドに特注。100%カシミヤのケーブルニットで作るジップブルゾンは、大人にこそ相応しい風情。18万5000円（ストラスブルゴ ライフスタイル ストア 二子玉川店）

※表示価格は税抜きです。

撮影/筒井義昭、若林武志、小澤達也、武蔵俊介、久保田彩子　スタイリング/武内雅英（CODE）　ヘアメイク/吉村 健（AVGVST）　文/吉田 巌（十万馬力）、磯村真介（100miler）、間中美希子、秦 大輔

［MEN'S EX 2018年9月号の記事を再構成］