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ママたちの管理職昇進 打診受け入れて良かった理由は

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NIKKEI STYLE

日経DUAL

これまでは「ママで管理職」というと「スーパーママ」のイメージがありました。でも、これからはいわゆる「普通のママ」でも管理職になる可能性があります。

日経DUALで実施した読者アンケートでは、管理職になることに対して積極的なママが6割強いることが分かりました。ママ管理職の昇進打診を受けて良かった理由・後悔した理由もアンケートから浮かび上がってきました。

「出産して以降、管理職昇進を打診されたことがある」38.8%

「出産して以降、管理職昇進を打診されたことがあるか?」という質問に対して、「はい」と答えた方が38.8%、「いいえ」が61.2%となりました。つまり、約4割のママが、管理職昇進を打診されたことがある、というのが実態のようです。

「打診された役職」を尋ねたところ、「係長職(グループリーダー)」(49.1%)と「課長職(マネジャー)」(47.4%)が多く、「部長職」が3.5%、「役員以上」はいませんでした。部長職以上を打診されるケースはまだまだ少ないようです。

さて、その「管理職昇進の打診」に対して、回答者の皆さんはどのように反応したのでしょうか?

管理職昇進の打診を「受け入れた」6割強

 「受け入れた」のは56.1%と、過半数がポジティブな反応を示しています。「1度以上断った末に受け入れた」人も5.3%、「断った」人も36.8%いました。1度以上断ったが受け入れたという人を含めると、合計6割強が管理職昇進を受け入れ、断った人は4割未満だったことが分かります。

管理職を受け入れた理由は「評価に応えたい」「やりがい」が上位に

では、管理職昇進の話を受け入れた人の理由を見てみましょう。

一番多い回答が「会社が自分を評価してくれたことに応えたいから」(78.1%)、次いで「より大きなやりがいを感じながら働きたいから」(50%)、「責任あるポストで自分の能力を試したいから」(34.4%)で、仕事に対する前向きな姿勢がうかがえます。

管理職昇進の話を受け入れたことについて、今振り返ってみるとどう思うか尋ねたところ、「(管理職になって)良かった」が51.4%、「分からない」が31.4%、「後悔している」が8.6%でした。過半数が「管理職になって良かった」と思っていることが分かります。

「良かった」と「後悔している」と答えた理由の例を、それぞれ紹介します。

【管理職になって良かった理由】
・働き方を含めて、業務の裁量権が大変変わった。会社全体の見晴らしがよくなり、以前と比べ格段に働きやすくなった
・自分で時間の管理ができる
・仕事に成長を感じられる、新しいやりがいも継続することで習得度を深めることができる
・個々のメンバーの能力を把握でき、それぞれに合わせた仕事の割り振りをしたことで、自分だけでなく他の人の残業も減らすことができた
・裁量が増え、自由が利くようになった。両立しやすい。収入も増え、時間をお金で買うことに罪悪感が減った
【管理職になったことを後悔している理由】
・自分にリーダーが務まらないことを日々実感している
・理想と現実にギャップがあった
・子どもの進学や転園、夫の転職などライフイベントが重なり、体調を崩してしまった。目の前のチャンスだけでなく、時期を冷静に見極めるべきだった

管理職昇進を断った理由の第1位は「長時間のハードワーク」

次に、管理職昇進を「断った」人に理由を見てみましょう。

一番多い答えは、「長時間のハードワークが求められ、子育てしながらでは無理だと思うから」(81.0%)でした。続いて「自分の能力で務まるか自信がないから」(33.3%)、「ママで管理職になったロールモデルが社内にいないから」(23.8%)という意見が上がっています。やはり、最大のネックは長時間労働と子育てを両立できるのか、という不安であることが浮き彫りになりました。子どもの突然の発熱やケガなどの突発事項に加え、職場で起こり得る突発事項に自分が責任を持って対応できるのだろうかという不安が、管理職昇進に消極的になる大きな理由のようです。

管理職になる条件は「長時間労働を求められない」「子育てに対する理解」が上位に

それを裏付けるように、今後「管理職になってみようと思う条件」という質問項目では、多い順に「長時間労働を求められない」が90.5%、「子育てしながら管理職を務めることへの職場の理解・サポートがある 」が66.7%、「研修など、管理職に必要なスキルを磨く機会が用意されている」が33.3%という回答が並びました。ちなみに、「どんな条件が加わっても管理職にはなりたくない」という人も9.5%いました。

また、「今後、管理職を打診されたら受け入れるか?」という質問をすると、「条件次第」が最多で34.4%。「はい」と「いいえ」の割合がそれぞれ26.7%でした。条件が整えば管理職を引き受けたい、という人を含めると、61.1%が「受け入れる」と答えています。

◇  ◇  ◇

今回のアンケートは、管理職ママがテーマということもあり、回答者の98%を女性が占めました。回答者にお子さんの数を聞いたところ、「2人」が一番多く57.1%。次いで「1人」が34.0%、「3人」が8.2%でした。

子どもの年齢を聞くと、多い順に「年少」(31人)、「2歳」(30人)、「小1」(28人)で、比較的、まだ手がかかる年代の子どもを抱えるママが多いことが分かります。

就業形態は、「正社員」が83.7%と最も多くなっています。

*アンケートは2018年4月24日~5月11日に、日経DUAL読者に調査協力を依頼したものです(読者147人が回答)。記事中のグラフの数値で合計100%にならないものがありますが、小数第二位を四捨五入しているためです。

(取材・文 小田舞子=日経DUAL編集部)

[日経DUAL 2018年6月1日付記事を再構成]

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