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自分の年金、ざっくり計算 「何となく不安」から脱出

NIKKEIプラス1

2018/8/16

写真はイメージ=PIXTA

 もしあなたが老後に不安を感じているなら、年金など「わからない」ことが原因かもしれない。まずは、「自分の場合、いくら受け取れるかを知る」ことから始めてみよう。

■年金額の目安を知る

49歳以下の人に届くねんきん定期便には過去の納付実績による年金額が載っている

 家計相談では「老後の年金はいくらもらえますか」という質問をよく受ける。現在、年金を受け取っている会社員や公務員だった人の平均年金額は、老齢厚生年金と老齢基礎年金の合計で、男性は年約200万円、女性約123万円だ。老齢基礎年金だけを受け取る個人事業主や、厚生年金の加入歴がない人の平均は男性約71万円、女性約63万円(2016年度厚生年金保険・国民年金事業の概況)。

 女性の年金額が男性より少ない理由は、会社員などとして長い期間働く女性が少なかったからだ。しかし今は女性が長く働いたり、終身雇用が揺らぎ、転職や起業が増えたりしている。だからこそ、早くから自分の年金額の目安を知り、備えることが必要だ。

■「ねんきんネット」活用

 「何となく老後が不安」から脱出する解決策は、不安の原因に向き合うこと。役立つのが毎年、誕生月に届く「ねんきん定期便」だ。これを使って自分の老後の年金額の目安を手計算してみよう。

 49歳以下の人に届くねんきん定期便には、過去の納付実績による年金額は載っているが、65歳からの見込額は載っていない。日本年金機構のサイト「ねんきんネット」で試算できるものの、ねんきん定期便に記載されているアクセスキーの有効期限は到着3カ月後まで。再発行を依頼する場合は基礎年金番号の入力が必要になり、年金手帳があればよいが、勤め先に提出しているなど、この段階で挫折する人は少なくない。

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