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レバレッジコンサルティングの本田直之代表

レバレッジコンサルティングの本田直之代表

多くのベンチャー企業に出資し役員として経営に関わるかたわら、1年の半分をハワイで過ごし、趣味のスポーツや旅・食を探求するレバレッジコンサルティング(東京・港)の本田直之代表。働き方に関する著書も多く、大学では自分らしく働くことの大切さを学生に教える。そんな本田氏に、自身の経験を踏まえた働き方改革について聞いた。

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縛られるのが苦手 生きやすい道探す

――好きなときに好きな場所で仕事をし、私生活も充実させるライフスタイルは多くの日本人にとって理想形のようにみえます。

「人間には、他人や物事に縛られたり、とらわれたりして暮らすのが苦手なタイプがいて、僕もその一人です。会社、時間、お金、服装、常識、人間関係など、あらゆるものに縛られずに生きたいと、学生時代から思っていました。ハワイに住みたいという夢もありました」

「そんな生き方を実現するには、自分で会社をやるしかない。でも、僕が就職したころは株式会社をつくるのに資本金が1000万円も必要でした。インターネットも携帯電話もなく、自由に働くためのハードルが非常に高い時代でした」

「仕方なく外資系の国際産業見本市主催会社に就職しましたが、独立に向けた第一歩として米国のビジネススクール(経営大学院)に留学する準備を始めました。予定通り3年で会社を辞めて米国のビジネススクールに留学し、帰国後は外資系のIT(情報技術)企業や金融機関で働きました」

「6年間、会社員を経験した後、先輩の会社に出資・経営参画し、上場。2004年にそれまでの経験を基にベンチャー企業への投資・育成のための会社を設立し、06年には初めて『レバレッジ・リーディング』という本を書きました。07年には、念願だったハワイ移住を果たしました」

「もともとはハワイに完全に移住する計画でした。ところが、ちょうどそのころからモバイルコンピューティングが急速に進歩し始めました。これなら一カ所に定住しなくても仕事ができると思い、1年の半分を日本で、残りをハワイで過ごす生活を始めました」

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