マネー研究所

Money&Investment

年金生活で手取りを増やすには? 確定申告で税金安く 住民税が非課税になることも

2018/8/12

筧幸子(かけい・さちこ、48=上) 筧良男(かけい・よしお、52=中)  筧恵(かけい・めぐみ、25) 

 確定申告って具体的にはどうするの?

幸子 申告書に必要事項を記入し、日本年金機構から送られてくる源泉徴収票や保険会社から送付されてくる控除証明書などを添付して所管の税務署に提出すればいいわ。

良男 年金生活者は普通、確定申告しているのかな。

幸子 公的年金収入などの合計が年400万円以下でそれ以外の所得が20万円以下などの条件を満たせば申告しないでいいの。正確な統計はないんだけど、多くの税理士は「一部に医療費控除をしている人がいるくらいで、年金生活者の多くは確定申告していない」とみているわ。会社員時代に確定申告の経験がなかった人が多いことも背景ね。結果的に本来なら取り戻せる税金がそのままになっていることも多いわ。

 確定申告すればどれくらい税金が安くなるのかな。

幸子 かなり複雑なので手取り金額の計算に詳しいFPの深田晶恵さんに概算してもらったわ。例えば、公的年金と企業年金合わせて年金収入300万円の人で、生命保険料控除が4万円、地震保険料控除が1万5000円、奥さんの分を払っている国民年金保険料が19万6080円のケースで考えてみるわね。この場合、申告すれば所得税が約2万5000円強還付されるわ。翌年支払う方式である住民税は、申告しない場合より2万3000円強安くなるので、合わせて約4万9000円弱の税負担減よ。

良男 結構大きいな。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL