勝負銘柄の急騰待つ バリュー株投資、大勝ちの流儀2018年個人投資家調査(3)

日経マネー

リスクモンスター(東2・3768)でも同様の手法が奏功した。同社は企業の与信管理サービスなどを手掛ける。「将来、不況関連企業として注目されそう」と判断したsuepecoさんは同社株がほとんど動いていなかった16年10月頃に購入を開始。その後一気に急騰した17年12月~18年1月のタイミングで売り切った。

suepecoさんの勝ちワザ:テーマ性に注目し、時価総額が小さい割安株に集中投資

共通するのは、「急騰まで待つ」という点と「急騰し始めたら早めのタイミングで売る」という点だ。超小型の割安株が材料株としてすぐに「化ける」わけではない。このため「『噴火』まで1~2年は保有し続けるつもりでいる」という。

売るタイミングにも「深追いはしない」という一定のルールを設けている。「過去に深追いすることで十分な利益を上げられなかったことに対する反省がある」からだ。小型の材料株は一時的に株価が5倍や6倍になったりすることがあるが、suepecoさんは購入時から50~60%上昇したあたりから売る。「大体2倍ぐらいのリターンが出れば十分で、株価変動が激しくなったら持ち高を解消するよう心掛けている」という。

18年は多くの中小型株が既にある程度上昇しているため、「割安な小型株は見つけにくくなっている」。このため時価総額の範囲を200億円以下に広げ、集中投資の対象も4銘柄程度に増やしているという。

(日経マネー 川路洋助)

[日経マネー2018年8月号の記事を再構成]

日経マネー 2018年 10月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 730円 (税込み)


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