藤岡裕大選手プロデュース「ふるさとの味きびだんごパフェ」(650円税込み)

続いてはパ・リーグの球場グルメを食べてみよう。ZOZOマリンスタジアムを本拠地に構えるのが、千葉ロッテマリーンズ。選手プロデュースメニューは、カレーやラーメンなど万人ウケする料理はもちろん、ドリンクやスイーツも充実。メニューは好評で継続するものを除いて毎年更新。20種類近くを提供している。

千葉ロッテマリーンズ広報・メディア室の梶原紀章さんによれば、「選手プロデュースメニューは選手のファン層を考えて考案しています」とのこと。たとえば、女性に人気のある藤岡裕大選手のメニューの場合、藤岡選手の出身地の名産、きびだんごを使ったパフェを開発。「発売日には、試合途中で食材がなくなり完売になるほど売れました」と梶原さん。岡山の老舗きびだんごと雪見だいふくの組み合わせが新鮮。ヘルメットをモチーフにした容器もかわいい。

石川歩選手プロデュース「抹茶かき氷風日本酒カクテル」(750円税込み)

ドリンクもSNS(交流サイト)映えしそうなユニークなものがズラリ。「選手の好きなものをできるだけ取り入れ、選手のイメージに合うようなドリンクに仕上げています」と梶原さん。石川歩選手プロデュースの「抹茶かき氷風日本酒カクテル」は石川選手の出身地・富山県の名酒「立山」を使ったカクテルドリンク。立山連峰を思わせる見た目もおしゃれ。たまにはビールではなく日本酒で野球観戦もいい。

地方の球場も見逃せない。楽天生命パーク宮城が本拠地である東北楽天ゴールデンイーグルスの選手プロデュースメニューは、約50種類という豊富なラインアップを誇る。

弁当や丼はもちろん、バーガー類やスイーツも充実しており、まるでカフェのよう。「見た目も味もファンの皆さまにお楽しみいただけるバラエテイー豊富なスタジアムグルメをご用意しております」と楽天野球団飲食担当の門田卓哉さん。メニューはすべてではないが2シーズンをメドに見直し、入れ替えているそうだ。

辛島航選手プロデュース「WATARU’S CHEESE BURGER 58」(600円税込み)

バーガー類で人気なのは辛島航選手プロデュースの「WATARU’S CHEESE BURGER 58」。余計なものを入れない、シンプルでクラシックなスタイルに仕上げることで、パテのおいしさを際立たせている。バンズに付けられた「辛島58」の焼き印が球場グルメらしいワンポイントだ。

女性にはスイーツの人気メニュー、岡島豪郎選手プロデュースの「タケロークレープ」もぜひチェックしてほしい。実は岡島選手は大の甘党。「思い通りの味になるまで食材の組み合わせを試行錯誤してできたクレープです。何度も作り直しては試食したため、完成後はおなかいっぱいでした」と門田さん。

50種類もメニューがあるので、弁当やバーガー、スイーツなど複数のメニューをプロデュースする選手もいる。どれを食べるか悩むのも楽しいし、リピートする楽しみもある。

このほかにも各地の球場では趣向を凝らした球場グルメを提供中だ。衛生面から飲食物を持ち込めない球場も少なくない。であれば、球場のオリジナルグルメで応援気分を盛り上げるしかない?

(GreenCreate)

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