マネー研究所

Money&Investment

定年再雇用で給与が下がったら… 給付金でカバー スキルアップには助成金

2018/8/12

FPの畠中雅子氏は「長寿化により定年後30年間くらいは貯蓄を維持する必要があると考えれば、少しでも長く働くことが大切になってくる」と話す。人材派遣を手掛けるエスプールの青塚安之執行役員は「シニアの場合、一定の収入を確保するには現役時代の人脈やスキルを生かせるかどうかが大事になる」という。

シニアで働く際に活用できるか検討したいのが、雇用保険制度にある各種の給付金だ(図B)。

定年後も同じ会社で再雇用を受けて働き続ける人は多い。その場合、給与水準は大きく下がるのが通常だが、「高年齢雇用継続給付金」を活用すれば一部をカバーできる。収入が60歳時点の75%未満に下がると、最長で65歳になるまで給付される。他の会社に転職する際も使える。

■年金の削減分を補う

この給付金を受け取ると在職老齢年金が減らされることがある。それでも「年金の削減分を補えることが多いので通常は高年齢雇用継続給付金を受け取ったほうが有利」とFPの森本幸人氏はいう。原則、会社を通じて申請する。

定年を迎えたら会社は辞めて新たに仕事を見つけたいという人も多いだろう。職を探している期間は失業給付の対象となる。60~64歳の人は離職前賃金の45~80%分を受け取れる。給付比率は離職前賃金が少ないほど高くなる。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL