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著者に聞く 仕事の風景

2018/8/8

著者に聞く 仕事の風景

合理性追求のワナ、つながり希薄に

職場の環境づくりの面でも、行きすぎた合理性追求はかえって働きやすさや生産性を損ないかねない。例えば、「会議は立って40分まで」「座席はフリーアドレスで、『ほうれんそう』(報告、連絡、相談)は社内チャットで」といった話題の取り組みも「働き手同士の相互理解や自己開示につながりにくいところがある」という。働く仲間というよりも「同居人社員」のように空疎な間柄になってしまう心配があるわけだ。

いわゆる働き方改革は残業カットに象徴される、形式的な対応に走りがちだ。しかし、目標や役割設定を残業カットに見合う分、減らす方向で見直しているわけではないため、単純な「早く帰れ」運動に終わりやすい。「仕事を持ち帰るという形のサービス残業が増えたり、中間管理職があふれた仕事を抱え込んだりといった、好ましくない現象が起きつつある」と、前川氏は「見かけ上の働き方改革」に警鐘を鳴らす。

前川孝雄
 FeelWorks代表取締役、働きがい創造研究所会長。1966年兵庫県生まれ。大阪府立大学卒。リクルートで「リクナビ」「就職ジャーナル」などの編集長を歴任。2008年にFeelWorksを創業し、「上司力研修」「人を活かす経営者ゼミ」などを手掛ける。

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