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グーグル・アマゾン…「4強」支配の世界に警鐘 紀伊国屋書店大手町ビル店

2018/8/3

アップルの競争力の源泉をその圧倒的なブランド力とし、そのために築いたアナログの深い堀がアップル・ストアだったことを指摘してみせる。巧みな比喩と具体的な数字やファクトを組み合わせながら4社の知るべき実像を浮かび上がらせる手腕は、起業家としてこれら巨人たちと直面せざるを得なかった著者の、苦い洞察に裏打ちされている。

市場に対する支配力は強く、優秀な人材の吸引力も大きい4強が力を伸ばし続けると、どうなるのか。著者は「この調子だとアメリカは300万人の領主と3億人の農奴の国となる」と警鐘を鳴らす。中産階級が消滅し、優秀な少数者と、それ以外に分断された世界がそこに訪れる。

「先週店頭に並んで、そのままベストセラー上位にまで来た。金融系以外の本では最近珍しい初速のよさ」と、ビジネス書を担当する西山崇之さんは話す。GAFAの動向は、広くビジネス界全体が気になっているということだろう。

■プレゼンのスキル本が3位に

それでは、先週のベスト5を見ていこう。

(1)志・挑戦、そして感謝廣瀬光雄著(財界研究所)
(2)母の教え 5『財界』編集部著(財界研究所)
(3)博報堂で学んだ負けないプレゼン須藤亮著(ダイヤモンド社)
(4)the four GAFA 四騎士が創り変えた世界スコット・ギャロウェイ著(東洋経済新報社)
(4)SNSを超える「第4の居場所」岡田尚起、佐藤大輔著(アンノーンブックス)

(紀伊国屋書店大手町ビル店、2018年7月22~28日)

1、2位はまとめ買いによるランクイン。元博報堂の歴戦のマーケティングプランナーによる刺さるプレゼンのスキル本が3位に入った。同率の4位に2冊。ひとつが紹介した翻訳書で、もう1冊は、開局3年のインターネットラジオ局のサクセスストーリーだった。

(水柿武志)

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