スイスの高級時計「パルミジャーニ・フルリエ」は、ケースの中央部が膨らんだトノー(たる)形が特徴の「カルパ」コレクションの2018年新作を発表した。
「クロノール」は文字盤に繊細な彫りを施して高級感を演出した。分針や秒針を備えたカウンターの周りは「ギヨシェ」と呼ぶ幾何学的な模様で装飾。3時位置と9時位置のクロノグラフ(ストップウオッチ機能)カウンターには、「アジュラージュ」と呼ぶ、レコードの溝のように同心円を極細の線で刻んだ。ケースはローズゴールドで仕上げた。ムーブメント(駆動装置)は純金製。50本の限定販売。
「カルパグラフ・クロノメーター」はPVD(物理蒸着)加工で文字盤をブルーに仕上げた。3時位置と9時位置のクロノグラフカウンターは細いゴールドで縁取った。「クロノール」と同様に12時位置に日付表示の小窓を配置し、「カルパ」コレクションの他の製品と同様にエルメスのアリゲーター革のストラップを合わせた。