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人事が会いたくなる転職者 職務経歴書の意外な裏ワザ エグゼクティブ専門の転職エージェント 森本千賀子

2018/8/10

採用担当者に「会いたい」と思わせる自己PRを記載したい。写真はイメージ=PIXTA

夏休みシーズン。転職を検討している方は、時間がとれるこの機会に、職務経歴書作成のベースとなる「キャリアの棚卸し」をしておいてはいかがでしょうか。職務経歴書には、経験してきた部署・業務内容・実績などを記しますが、単なる経歴の羅列で終わらせず、「自己PR欄」を設けてプラスアルファのアピール情報を記載するのも一手です。志望企業の採用担当者に「会ってみたい」と思わせる、自己アピールのネタを考えるヒントをお伝えします。

■職歴以外に伝えたい強みや思い

職務経歴書は志望企業の採用担当者と自分をつなぐ重要なコミュニケーションツールです。経歴についてひと通り記載した後、余ったスペースに「自己PR欄」を設けることをお勧めします。

ここには、アピールしたい強みや伝えたい思いを自由に書いて構いません。ただし、ダラダラと書きつらねるのはNGですので、A4用紙の3分の1から4分の1程度のボリュームにまとめるとよいでしょう、

記載したい基本的なものは次の通りです。

●これまでの経験を通じて身に付けたスキル
●仕事をする上で日々心がけていること、こだわっていること
●仕事をする上で今後の目標にしていること、将来のビジョン
●性格面の長所
●(相手がBtoC企業の場合)商品やサービスを利用した感想、自分が関わることでその商品をどう発展させていきたいと考えているか
●(店舗を持つ企業の場合)店舗を見た感想、自分が関わることでどんな店舗運営・展開をしていきたいと考えているか

これらを記すときは、抽象的な表現で終わらせず、なるべく具体的なエピソードを添えることをお勧めします。例えば、

顧客をきめ細かくフォローしていました

週1回は電話かメールでコンタクトを取り、月1回は足を運んでいました。それにより、ニーズが発生したときは競合他社ではなく、真っ先に私に依頼をいただけました

粘り強い性格です

新たな社内ルールを決める際、10の部署からバラバラな意見・要望が寄せられましたが、各部署との折衝、調整を重ね、方針をまとめ上げました

チャレンジ精神が旺盛です

それまで誰も手をつけていなかったマーケットの開拓に挑戦し、100社以上の取引先獲得につなげました

このように、簡潔でも「行動している姿」がイメージできるように書いてください。自己PRに説得力が増し、相手の心に響きやすくなります。

■「こんなこと書いていいの?」がプラス効果に

皆さんが「普通、応募書類にこんなことは書かない」と思っているようなことが、意外と効力を発揮する場合があります。例えば、次のような内容は目に留まりやすく、相手の興味を引くことができます。

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