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ブルゾンちえみ SNSは共感が集まる「自分の部屋」

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NIKKEI STYLE

インスタグラム、ツイッター、アメーバブログ(アメブロ)。各SNSで影響力を発揮しているのが、お笑い芸人のブルゾンちえみだ。3つのSNSをどのように活用して、ファンに情報を発信し、交流を図っているのか。本人に聞いてみた。

彼女のブレイクは、SNSでの反響にも表れている。流行語大賞にもなった「35億」ネタでの大ブレイク前夜、2016年末には3ケタだったツイッターのフォロワー数は、瞬く間に数万の域に到達した。

インスタグラムでは、モード雑誌さながらのポージングで独特の世界観を醸し出し、時には共演者もその世界に巻き込む。コメントには、メイクやファッションを賞賛するものが多い。一方、ツイッターは日常の出来事を気軽につぶやくほか、ファンとの交流を図る投稿が目立つのも特徴だ。

「インスタは、自分がいいなと思った写真をみんなに見てもらいたい場。モード雑誌のモデルを見るのがすごく好きで、今、自分でもそれをマネしたい時期なんでしょうね。ポーズをとって、撮影しています(笑)。『あ! こんな写真が撮れそう!』と思いついたらすぐ撮る感じで。載せる写真は、色や濃さとかも加工しながら、本気で1枚を選んでいます。たまに、『インスタにこれ載せてほしい』とか言われるんですが、それって『あなたの部屋にこの家具を置いてよ』みたいなもの。雰囲気が合わないと思うときには、『えー』ってなってしまう(笑)。逆に、24時間で消えるインスタのストーリー機能は、気楽な場。それほど気合いを入れずに、そのとき見かけた風景などをどんどん投稿しています。私の中で、ストーリーは心のよりどころみたいな感じです(笑)。

ツイッターはリアクションが速いので、みなさんの意見を聞きたいときに使っています。地方に行く前に活用しているのが、投票(アンケート)機能。『ここで質問です!』と4択からおすすめ名物料理を教えてもらったり。地方の話題だとその土地の方々が喜んでくれます。4択に入れなかった名物をコメントでいただくことも多く、参考にさせていただいています」

熱量の高さを感じるのが、アメブロだ。映画の感想や旅行記、他のSNSでは書ききれない日頃感じた印象的だった出来事や思いをつづっている。

「私のブログ、長いんですよ。語りたいこと、気分が良くなる出来事があったときなど、『書きたい!』というエネルギーが湧いてきたときにその気持ちをぶつけるように書くから、どうしても長くなってしまうんです(笑)。

コメントをくださるのは、たぶん主婦の方が多いのかなと思うのですが、大人のみなさんとの会話を楽しんでいる感じがあります。例えば、イタリアに行った話を書けば、ご自身の思い出を書いてくださったり、映画の感想を書けば、別の作品もおすすめしてくれたり。ブログのコメントを読ませていただくのは楽しいです。私にとっては、温かく見守られていると感じられる場です」

いずれのSNSからも感じとれるのが、ブルゾン自身が心底楽しんで使っているのだろうという印象だ。それは、彼女が「見る側」としても楽しんでいるからかもしれない。「ビジネスフォローとかしたくないんです(苦笑)」と言う彼女のフォローリストには、海外セレブやアーティスト、ファッション関連などのアカウントが並ぶ。時には、自分が好きな芸能人に対し、ファン感覚でコメントを残したりしている姿も見られる。

共感を得るファン側の視点

「今、面白いなと思うのは、俳優のウィル・スミスさん。ウィルは、わりと最近インスタを始めたんですが、大物スターなのに、自分で爆笑ムービーを作って投稿しているんです。アメフトの『スーパーボウル』を見るために、当日朝から全力で気合を入れて1日を過ごしている動画とか。彼自身がインスタを楽しんでいることと、見ている人を楽しませたい気持ちが伝わってくるんですよ。その精神に憧れますね。

単に誰かのファンとしてもSNSは使っています。ウィルの娘(ウィロー・スミス)が『失恋した、もう立ち直れない』とツイッターに投稿してたときは、『地球上に男は35億いるから大丈夫』みたいなことを英語に訳してコメントしたり(笑)。ウィルの息子(ジェイデン・スミス)が、私が自分の誕生日にアップした写真に『いいね!』してくれたこともあったんです。『え、私のこの投稿を見たってこと?』ってうれしくて。

SNSって、うれしいことや悲しいことから、特別な出来事ではない些細な日常まで、共感が集まる場だと思うんです。今年1月、東京に大雪が降った日、ワクワクしてブリリアン(with B)の2人とはしゃぐ様子をツイッターに投稿したんです。それがものすごく反響があって。自分でも、『なぜこんなに?』と不思議だったんですけど、投稿を見たみなさんも雪にワクワクして、はしゃぎたかったのかもしれません(笑)。そういう思ってもいない反応や、共感をいただけたりするのもSNSの不思議なところです。

私にとってSNSは、自分が見てほしいものを自分で発信できる、ありがたい場所です。ちょっとした名刺代わりにもなっていて、SNS上でハマっているものに触れると、テレビの番組などで企画に採用されたりと、仕事につながったこともあります。SNSがない時代の芸能人は、テレビなどでのイメージがすべてだったと思うんです。でも、今はSNSがある。SNSは『自分の部屋』だから、自分がやりたいようにやっていい。楽しい場ですね」

(ライター 横田直子)

[日経エンタテインメント! 2018年7月号の記事を再構成]

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