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ATM手数料引き上げの波 預金集約や計画的利用を

2018/8/4

コンビニATMでお金を引き出すと手数料がかかる銀行が増える

 一部の銀行で提携ATMなどから預金を引き出す際の手数料について、無料になる回数を減らしたり有料化したりする動きが出始めた。銀行預金では金利がほとんど得られないだけに、手数料の負担はできるだけ避けたい。具体的にどうしたらいいのか、方法を考えてみた。

■1回引き出すごとに108円

 ATM手数料の改定で注目を集めたのが新生銀行だ。10月7日から、一部預金客が提携ATMで現金を引き出す際の手数料を一律108円とする。有料になるのは、取引状況や残高に応じて3段階に分かれる優遇制度で円預金残高が100万円未満などの「スタンダード」の預金客だ。

 新生銀は自前のATMがなく、出金できるのは提携ATMのみ。一部の客に限るとはいえ、影響は大きそうだ。

 自前のATMを持たないインターネット銀行のソニー銀行も2019年1月、利用手数料を改定する。

■優遇制度のステージで判断

 現在はセブン銀行とイオン銀行のATMについては、すべての客が何度でも無料で引き出しできる。改定後は他の提携ATMと同様、預金残高などのステージに応じて無料で利用できる回数が決まる。

 無料利用回数は月4回、7回、15回、無制限の4段階。無料で利用できる回数が減る客もいそうだ。上限を超えると1回当たり108円を負担する必要がある。

 大手銀行では三菱UFJ銀行が今年3月に改定。預金残高などが30万円以上の「シルバーステージ」の客はコンビニATMの無料利用回数が3回から2回に減った。

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