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恐竜王国にロケ地巡り 夏こそ行きたい福井の名所

水津陽子のちょっとディープ旅

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NIKKEI STYLE

北陸新幹線開業時のCMで、女優の杏さんが緑の美しい山門の前に立つ姿を覚えている方も多いのでは。話題になった映画やCMのロケ地がたくさんあるのが福井です。今回は見どころが集積する県北部から、夏にぴったりなスポットをご案内します。

大人も子どもも夢中になる恐竜王国・福井

福井の玄関口であるJR福井駅(福井市)。ここには「恐竜広場」があり、実物大の動く恐竜モニュメント3体や恐竜の足跡の化石が出迎えてくれます。

福井は知る人ぞ知る恐竜王国。日本で発掘された恐竜化石の大部分は、福井市から約30kmの勝山市で発見・採取されたものです。

勝山市には年間80~90万人が訪れる「福井県立恐竜博物館」があります。館内には44体の恐竜の全身骨格や化石、ジオラマ、大迫力の復元模型を多数展示。野外では恐竜の発掘現場を間近に見ながら化石の発掘体験もできます。恐竜にちなんだメニューを提供するレストランやミュージアムショップもあり、子どもはもちろん大人も夢中になる楽しさです。

恐竜博物館へは、「えちぜん鉄道」で福井駅から勝山駅まで約1時間、直通バスに乗り継いで12分。鉄道とバスは接続がよく待たずに乗り継ぎができますが、勝山駅は駅舎がシックで、雰囲気のある「えち鉄カフェ」も人気です。時間があったらぜひ立ち寄ってみては。

見下ろし、見上げる東尋坊の2つの絶景

サスペンスドラマのクライマックスなどでよく見る断崖絶壁、その代名詞ともいえるのが東尋坊。柱状節理と呼ばれる岩の壁が1kmに渡って続く奇岩の絶景は実にダイナミックです。中でも、岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ大池の断崖は壮観。

岩の上から見下ろしたり、岩の上に降りてみたり、見る位置やアングルによって姿を変えます。観光遊覧船に乗り、海から仰ぐ絶景は、巨大な蜂の巣のようなはちのす岩や仲良く並ぶ夫婦岩、ライオンやロウソクに似た岩など、実にユニークです。

さらに海抜100メートル、地上55メートルの東尋坊タワーに上がれば、他では見られない景色に出合えます。東尋坊に向かう道には土産物屋などの商店が立ち並び、そぞろ歩きしながらの買い物や食事も楽しいものです。

一度は訪れたい場所、永平寺

最近話題になっている「バケットリスト(死ぬまでにしてみたい100のこと)」。自分のバケットリストを作ってみた方もいるかもしれませんね。そんな方におすすめしたいのが永平寺です。

永平寺は1244年、道元禅師が開創した日本曹洞宗第一道場。ここで約150人の雲水が日々修行をしています。約100万坪の広大な敷地には、樹齢680年の杉の巨木や、大小70あまりの殿堂楼閣が点在します。

一般の拝観者は通用門から中に入り、道元禅師のお墓である承陽殿や本尊がまつられている仏殿、説法道場の「法堂」や雲水たちが修行をする僧堂などの七堂伽藍を見学することができます。

中でも緑に囲まれた中雀門は、上に仏殿や法堂、下に山門、左右に大庫院と僧堂を眺められ、杏さんも歩いたあこがれの場所。156畳の大広間、傘松閣(さんしょうかく)の天井には、花鳥など230枚の美麗な絵が描かれており、鯉(コイ)や唐獅子、栗鼠(リス)の絵があります。

通用門の前にある池には、道元が中国での修行の帰路、海で嵐に遭遇した際に現れたという一葉観音が優しい微笑みをたたえています。その奥に進むと、巨大な灯籠の先に、住職就任の際などだけに開かれるという唐門があります。門へと続くコケむした石段の両脇には杉の巨木がそびえ、奥に見える金の装飾に太陽の光が差し込むと神々しい輝きに包まれて、美しく忘れがたい光景となります。

さらに奥に進めば、落差15メートルの玲瓏(れいろう)の滝や、誰でも自由につくことができる寂照の鐘もあり、永平寺川の清らかな流れと相まって心身ともに癒やされる空間に出合えます。よりディープな体験を求める方には写経や座禅、参籠(1泊2日の修行体験)などもおすすめです。

永平寺へは、福井駅から「えちぜん鉄道」で永平寺口駅まで約25分、そこからバスで約10分です。福井駅から永平寺門前へ約30分で行くバス「永平寺ライナー」も出ていますが本数は限られるので、スケジュールに合わせて上手に使い分けるとよいでしょう。「福井フリーパス」を使えば、列車やバスが2日間乗り放題になります。

名前の由来は不明、ご当地グルメ「ボルガライス」

福井は食の宝庫でもあります。越前ガニなど海の幸はもちろんですが、意外な人気を誇るご当地グルメは見逃せません。

まず、全国的に有名になりつつあるソースカツ丼。カツ丼といえぱカツを卵でとじたものが一般的ですが、ソースだけがシンプルにかかったソースカツ丼は、福井のソウルフードともいえるメニューです。

越前市武生地区が発祥でありながら、名前の由来は不明という独特の洋食がボルガライス。オムライスの上にカツレツを乗せ、その上からデミグラスソースなどをかけたものでボリュームたっぷりです。福井市など県内の店ではそれぞれのオリジナルの味が楽しめます。

がっつり系が苦手なら、さっぱりと夏らしい越前おろしそばがあります。コシのある黒いそばに大根おろしや搾り汁をからめて食べるもの。これも店によって様々なオリジナルがあり、食べ比べも楽しいものです。

首都圏から福井へは、北陸新幹線で金沢へ行き、北陸本線の特急に乗り換えて約50分。空路は小松空港からJR福井駅へバスで約1時間。高速バスは、バスタ新宿を午後10時50分発なら翌朝8時45分に福井駅に到着です。

水津陽子
 合同会社フォーティR&C代表。経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、コンサルティング、調査研究などを行う。

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