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次世代リーダーの転職学

40代の転職に逆転現象 天国から地獄に落ちる人は… 経営者JP社長 井上和幸

2018/8/3

ところが、職務内容や企業文化になかなかフィットできず、それもあって入社時に約束された年収額や予定の昇進が履行されなくなるなどの「話が違う」トラブルも発生してしまいました。結局、十分に活躍できずに不満がたまり、半年ほどで退職を決断。再度の転職活動を余儀なくされてしまいました。

●失敗パターン2

メーカー・経理部長のCさんは、面接に進んだ数社の中から「安定、規模」の観点でD社を選択、転職しました。

ところが同社の業績は、結果として入社時をピークに不振に陥ります。強みだった半製品の分野で市況が低迷したためです。大企業である同社では、業績不振で昇進機会がなくなるどころか、管理職のだぶつきが表面化。ミドル・シニア層の大規模なリストラを敢行せざるを得なくなりました。その荒波にCさんものまれ、「安定した大手企業で定年まで守られて勤め上げる」という夢は砕け散ったのでした。

■目先の条件より「自分らしさ」で選んだ人が得るもの

次に、成功パターンを紹介しましょう。

●成功パターン1

サービス業・営業部長のEさんは、話が進んだ数社の中で、年収面ではより高額のオファーもありましたが、自分として職務内容や期待値の部分で非常にフィットすると感じ、また会社の理念やビジョンへの共鳴を持てて、面接でお会いした方々、訪問時に垣間見える社内の雰囲気などがとても自分にぴったりくると感じたF社を最終的に選択しました。

転職先の社風や職場環境にフィットするかは大きなポイント。写真はイメージ=PIXTA

入社してみるとそれは間違いなく、早々にプロパー社員たちにも溶け込むことができ、想定通りに経験やスキルを生かすことのできる担当職務・マネジメントにおいて成果を順調に出し、結果として、入社時の想定以上に速いスピードで昇進・昇給を実現。何よりも、日々、気心の合う仲間たちと仕事ができ、将来に向けての夢とチャレンジを持って業務にまい進することができていることがうれしくてならないと言います。

●成功パターン2

ベンチャー企業・事業企画マネジャーのGさんは、チャレンジと可能性を最重視で、前職よりもさらにアーリーステージのH社を選択。GさんなりにはH社の事業構想や社長、幹部の人物タイプや考えをしつこく伺い、「これならば、仮に結果としてH社の事業がうまくいかなくても後悔はしない」と腹をくくって同社に参画。

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