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収穫・星空・乗馬・狩猟…体験充実のグランピング5選

2018年グランピング事情(最終回)

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NIKKEI STYLE

最終回のテーマはグランピングでの「体験」。グランピングではテント設営・撤収作業に時間を割くこともなく、ディナー準備なども丸ごとお任せできるため、時間はぜいたくにある。せっかく大自然の中で過ごすのだから、アウトドアならではの体験や挑戦をしてみたい。今回は子供と一緒に参加できるアクティビティーや、ユニークな体験企画を実施している施設をご紹介する。

子供たちが自然と触れ合い成長する機会を

子供たちが学校を離れ、それぞれ興味あるテーマを探したり新たな体験を通じて成長する夏休み。特に普段都市部で生活する子供たちにとっては、自然との触れ合いなどを通して視野を広げる絶好の機会にもなる。今年グランピングも開始した体験型農業テーマパーク「なめがたファーマーズヴィレッジ」なら、子供たちと一緒に楽しみ、同時に学習にもつながる体験型イベントが目白押しだ。

収穫体験もいろいろある。「15種類のカラフルトマト収穫&丸ごとトマトのオーブン焼き、カラフルトマトのピクルスづくり体験」では、色とりどり、大きさや形も様々なトマトを収穫し、もぎたてトマトの甘さを体験できる。大人でも恐らく、これほど多種のトマトが畑で育つ風景を見たことがある人は少ないだろう。さらにそのトマトを使った料理実習まで行うことができる。夏の時期ならとうもろこし収穫体験も人気だ。もぎたてとうもろこしは驚くほどの甘さで、生でかじればまるでスイーツのよう。NY発で話題の「グリルドコーン」作りも体験できる。

楽しめるのはもちろん子供だけではない。「大人限定」でお薦めなのは、総敷地面積66万平方メートルの一角にある「どろんこレンコンファーム」でのレンコン収穫体験だ。どろどろになりながらのレンコン掘りを実際に体験できる。採れたてのレンコンは、刺身で食べることもできる。

他に、子供の夏休み自由研究課題としても利用できるカブトムシ・クワガタハントや葉脈標本作り、野菜・ハーブを使った草木染体験など、多数のイベントが用意されている。敷地内には廃校を利用して作られた「やきいもファクトリーミュージアム」もあり、8月には小学生を対象とした特別体験企画も開催される。

なめがたファーマーズヴィレッジ 
住所:茨城県行方市宇崎1561 
電話番号:0299-87-1130 
アクセス:東京駅から高速バスで水郷潮来バスターミナル(80分)、路線バスに乗り換えて40分 
タイプ:テント、コンテナ 
営業期間:通年 
料金一例:ラウンジコート2人利用税別1万7750円/人から [日帰り]2人税別9100円から 
http://farmglamping.namegata-fv.jp/

乗り物と森を満喫

サーキットを中心に、日帰り温浴施設も併設された森の中の広大なモビリティーテーマパーク「ツインリンクもてぎ」。ホテルやキャンプ場も併設され、グランピング施設には最大6人まで利用可能な巨大テントも用意されている。

ここもこの夏、家族で「森」と「乗り物」を満喫できるアトラクションやイベントが盛りだくさんだ。例えばむささびのように広大な森や施設の上部を滑り降りることができる2つのジップライン。そのうちの1つ「メガジップライン つばさ」は、森とサーキットを結ぶ日本最大級・往復561メートルのジップラインだ。爽快な空中散歩が楽しめる。小学5年生以上なら、本格的なレーシングカートに乗って国際レースも開催される本物のレーシングコースを走ることができる。

森の中という自然環境を生かした体験プログラムも多種用意されている。森に詳しいスタッフと一緒に歩く「どんぐりの森 ガイドウォーク」では、森の中に生息する生き物たちのユニークな生態を学ぶことができる。「森のクラフト教室」で木の実や枝を使った工作に挑戦してみるのも忘れられない思い出になるだろう。

宿泊者限定のアクティビティーもある。例えば、「星空案内人」による四季の星座解説を聞きながら、都市部ではなかなか見ることができない満点の星が輝く夜空を観察する「星空観望」など。近隣では、那珂川でのカヌー体験やアユの手づかみ体験などにも参加できる。

ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ 
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 ツインリンクもてぎ 
電話番号:0285-64-0489 
アクセス:常盤自動車道水戸ICより40分/JR宇都宮駅からバスで90分(土日のみ) 
タイプ:テント 
営業期間:通年 
料金一例:グランピングサイトBBQ付らくらくプラン(大人2名・小学生2名の場合)4万6400円/サイトから 
http://www.twinring.jp/f-glamping/

会員制ならではのスペシャルな体験

空前のアウトドアブームが盛り上がる中、日本初という会員制グランピングクラブも誕生している。場所は千葉市若葉区の森の中で、都心からも車で1時間ほどという近距離だ。広い敷地内にはスタッフが地元の大工さんたちと作った5棟のキャビンと6棟のグランピングテントが立ち並び、手ぶらで充実のアウトドア体験ができる。

注目は会員制施設ならではのサポート体制。キャンプ経験のない初心者でも楽しめるようキャンプエキスパートが常駐し、たき火やハンモックの結び方などを指導、サポートしてくれる。

敷地内には乗馬コースがあり、乗馬レッスンだけでなく経験者は外乗トレッキングも可能。また夏季にはプールも利用でき、森の中でのヨガレッスンやアコースティックライブなども開催される。入会には入会金と年会費が必要になるが、「まずは施設を見て体験してみたい」という人は、一人1回のみ体験宿泊できる期間限定のキャンペーンも実施されているので、ぜひチェックしてみてほしい(別途利用料が必要)。

東京クラシックキャンプ 
住所:千葉県千葉市若葉区和泉町365 
電話番号:043-488-6211 
アクセス:JR外房線誉田駅より車で約8分 
タイプ:テント、キャビン 
営業期間:通年 
料金一例:会員制(入会金・年会費あり)/グランピングテント 宿泊施設レンタル料(1棟貸し1万8000円から)+施設使用料1人5000円+オプション(1泊2食)1人3000円 
https://tokyo-classic-camp.jp/

グランピングマスターが自然での楽しみ方を指南

河口湖を眼下に見下ろす山の中腹に作られた「星のや富士」。樹々が生い茂る豊かな森に囲まれた自然の中で、鳥や虫の音を聞きながら極上の時間を過ごすことができる日本初のグランピング施設だ。敷地内にはウッドデッキを重ね合わせ雲をイメージして作られた「クラウドテラス」があり、各ゾーンごとに様々な過ごし方、くつろぎ方ができるようになっている。

ここは予算さえ許すなら長期で滞在したいところ。「帰りたくなくなるほど」と宿泊経験者が語る魅力のひとつに、用意されている数々のアクティビティーがある。例えば通年開催されているものとしては「山麓の薫製づくり」。スモーカーで季節の食材を薫製にするというものだが、薫製の香りを左右するチップ選びからスタートするという本格的なものだ。夜、自作薫製をつまみにたき火BARでいただくウイスキーは格別だろう。他にも早朝カヌーや森の中での乗馬散策、樹海ネイチャーツアーなどなど。

これらアクティビティーで案内役をつとめてくれるのが「グランピングマスター」と呼ばれるスタッフだ。自然の中での過ごし方・楽しみ方に精通しており、ゲストはグランピングマスターとの会話を通じて森や自然、狩猟、そしてキャンプツールに関する知識なども得ることができる。

地元漁師による案内でわな猟・銃猟を見学する「命と食を学ぶ狩猟体験ツアー」も人気とのこと。捕獲した鹿を解体する工程もレクチャーを受けながら見学することができ、「命をいただく」という食の本質について考える機会にもなる貴重な体験だ。

星のや富士 
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408 
電話番号:0570-073-066(星のや総合予約) 
アクセス:富士急行河口湖駅からタクシー18分 
タイプ:キャビン 
営業期間:通年 
料金一例:1泊1室4万5000円から(税サ込み・食事別) 
https://hoshinoya.com/fuji/

自然に寄り添い「何もしない事をする」

最後に紹介するのは「Circus Outdoor TOKYO(サーカス・アウトドア・トウキョウ)」。「東京にある秘密の森に、世界で一番美しいアウトドアフィールドを作る」を目標に期間限定の移動型グランピングイベントを各地で実施してきたCircus Outdoorが2018年3月、奥多摩でオープンした常設フィールドだ。関東エリア屈指の高級グランピング施設として注目を集めている。この施設のフィールド設計の基準が「何もしない事をする」こと。

常に時間に追われ、大量の情報をインプットし、「やらなくてはいけないこと」を抱え込みながら日々生活する我々現代人。「自然に寄り添うだけの1日」が一体どんなものなのか、心引かれるという人も多いのではないだろうか。「デジタルデトックス」として、レセプションで携帯電話を預かってくれるオプションサービスもある。

アクティビティー的なものも存在する。たとえば日本郵便が協賛する「森で綴る時間」。チェックイン後、万年筆とコットン100%の特別な上質便箋を使って大切な誰かに手紙を書いてみようというものだ。用意されている万年筆は、インクをつけながら文字をつづってゆくトラディショナルなもので、使い方も最初に教えてもらえる。書き終わった手紙を封筒に入れたら、溶かした封ろうとシーリングスタンプで封印。文字を書く機会も減り、どんなメッセージも瞬時に相手に届けられる時代なだけに、静かな森の中で紙に文字をつづる時間は、きっと特別なものとなるだろう。

Circus Outdoor TOKYO(サーカス・アウトドア・トウキョウ) 
住所:東京都奥多摩町川野290-1 
電話:─ 
アクセス:JR奥多摩駅から留浦行きバス(奥11)乗車約29分「中奥多摩湖」下車、徒歩1分 
タイプ:テント×5 
営業期間:通年営業 
料金一例:Jumpin'Jackalope (4人まで)税別3万5000円/人から 
http://circusoutdoor.com/

◇  ◇  ◇

4回にわたって関東および山梨・静岡のグランピング施設を紹介してきたが、今も魅力あふれる新施設が続々オープンしている。キャンプともリゾートホテルとも違う新スタイルのアウトドア体験「グランピング」。まだ未体験という方は今年是非、デビューしてみてはどうだろうか。既に夏のハイシーズンに突入しているが、涼しい風が吹き始める晩夏から紅葉満喫できる秋にかけてもベストシーズンだ。「むしろ冬こそグランピングでアウトドア体験」という声もある。自然の中に身を置くことで、なにか新たな発見があるかもしれない。

(ライター 和田亜希子)

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