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三日坊主返上 我が子が飽きないオンライン英会話は?

2018/8/6

楽器やスポーツなどの習い事は多様化しているが、英語教育への関心は高まる一方のようだ。矢野経済研究所(東京・中野)は2017年の調査で、中学生までの子供向け外国語教室の同年度の市場規模を1050億円と予測した。子供の数が減る中で、13年度と比べて1割以上増えた。英語で教育する幼稚園のプリスクールや、幼児向け英会話教材の市場も、それぞれ伸びが続いているとみている。

■「話す」技能が求められる共通テストに対応

子供の英語教育関連市場が拡大し続ける背景にあるのは、2020年度から小学校で英語が正式な教科になること、さらには同年度の大学入学共通テストの導入だ。大学入試センター試験に代わる共通テストでは、従来の「読む・聞く」に加え「話す・書く」技能も問われる。話すなどの発信は独学が難しい。こうした状況で注目を集めているのが、手軽に始められる子供向けオンライン英会話というわけだ。

レベルアップするとアプリ上でバッジがもらえる=ハグカム提供

生徒と講師のマッチングに力を入れて学習の継続を促すのは、3~12歳を対象とするハグカム(東京・渋谷)が運営する「GLOBAL CROWN」だ。年齢や性格、英語の学習経験などから、最も相性のいい講師を探すシステムを取り入れているという。講師は日本人を中心としたバイリンガル。生徒が言いたいことが言えずもどかしい思いをしているとき、気持ちをくみ取って助け舟を出せるのが強みだ。自分の思いを表現できず不満がたまって嫌になる、という事態は避けられそうだ。

子供にとっては、ちょっとしたご褒美もやる気につながる。GLOBAL CROWNはレッスンのレベルが上がるごとに、アプリ上でバッジをもらえる仕組みがある。できるだけ多くの講師とやり取りするよう、習った講師の数に応じて「海のいきもの」も集められるようになっている。英語に触れる時間を習慣化するため、週1~5回のレッスンの曜日・時間は基本的に固定される。1回の授業時間が20分と短めなのは、「もっとやりたい」という気持ちで終え、次回を楽しみにしてもらうためだという。

講師との「マンツーマン」を売りにするオンライン英会話が多いなか、あえてグループレッスンを実施するところもある。「LEARNie(ラーニー)」(東京・渋谷)では、平均で3~4人(最大8人)が一緒に、週1回60分、バイリンガルの日本人講師のレッスンを受ける。グループにこだわるのは「ともに学ぶ仲間がいることで、切磋琢磨(せっさたくま)しながら楽しく学べる」(南部洋志社長)と考えるからだ。

9歳の娘と7歳の息子が利用している都内の会社員、小菅優子さんは、グループ学習のよさを実感している。「ほかの子の発表を聞いて参考にするなど、いい刺激を受けているようです」と話す。どの生徒もまんべんなく発言するよう講師が目配りしているといい、引っ込み思案な性格の子は話せない、といった心配はなさそうだ。

LEARNieはレッスン終了後の報告にも力を入れている。学習内容のほか、子供が発表する様子の動画や復習用の素材、宿題が、毎回メールで保護者に送られる。宿題は各講師が動画で呼びかける形で、親しみやすくしているという。

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