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古いパソコン、処分方法は4つ 売却時の注意点は? 売却・下取りから譲渡・廃棄まで(上)

日経パソコン

2018/8/16

中古パソコンを高値で買い取ってもらうには、汚れや付属品の有無だけでなく、売却のタイミングも重要だ

 逆に、起動できないパソコンは、たとえ最新モデルでも引き取るのが難しかったり、大幅に査定がダウンしたりする。壊れたパソコンでも引き取ってくれるかどうかは、査定に出す前に確認しよう。

ソフマップのサイトでは、「今すぐ買取かんたん申込み」から、メーカーや型番を検索して、買取上限価格を確認した上で申し込める。自分で段ボールに詰めて発送するか、宅配業者に引き取りに来てもらうことが可能だ

 ちなみに、図で記載した価格は、あくまで買い取りの上限金額で、周辺機器や説明書など付属品の有無や本体の汚れ・キズによって査定はダウンする。少しでも高値で売りたい場合は、普段から丁寧に取り扱おう。また、売却するタイミングも重要だ。どの機種も基本的には、発売から時間がたつほど、査定額はダウンしていく。

 インターネットから買い取りを依頼する場合は、中古ショップのWebサイトにアクセスして、買い取りページから申し込める。

 ヤフオク!やメルカリなどで売るのも一つの手だ。落札される保証がないのはデメリットだが、売却価格を見極めやすい。現在取引されている同機種と比較して、自由に価格を設定できるので、中古ショップと比べて、大幅な査定ダウンでガッカリすることもない。また、「中古ショップでは、新しいモデルほど高く買い取っている。レアなパソコンでも古いと値段は付けにくい」と黒川店長は話す。一部のマニアに人気があるような古い機種は、オークションサイトなどに出品してみると、意外と高く売れるかもしれない。

■CASE 2 新機種購入と交換で下取りに出す

 中古ショップなどに売却しても数百円にしかならない場合は、新しいパソコンを購入するタイミングで、量販店やメーカーの下取りに出してもよいだろう。

 ビックカメラなどの大手家電量販店やNEC、富士通などの各メーカーでは、新しいパソコンを購入する際に、古いパソコンを下取りし、現金や、メーカーが運営するECサイトの買い物に使えるポイントに換えてくれるサービスを用意している。古い機種でも一定の条件を満たせば、数千円単位の金額やお買い物ポイントを付けて引き取ってくれるケースが多いのだ。

NEC、富士通などの各メーカーやビックカメラなどの家電量販店では、新しいパソコンを購入する際に、古いパソコンを現金やメーカーが運営するECサイトの買い物で利用できるポイントに換えてくれるサービスを用意している
下取り価格は、メーカーのWebサイトから確認できる

 例えば、NECでは「NEC Direct」で使える「NEC Directポイント」に交換してくれる。NEC製パソコンの下取りなら最低5000ポイント、他社製のパソコンなら3000ポイントが付与される。また、キャンペーン実施時などには、付与されるポイントが期間限定で増額される場合もある。

 なお、下取りで受け取る現金やポイントを、そのまま新しいパソコンの購入代金に回せるかどうかは、メーカーや量販店によって異なる。NECの場合は、新しいパソコンの購入後に古いパソコンを送ってから初めてポイントが付与されるので、購入代金に補填することはできない。

NECのWebサイトから申し込む場合は、下取りページの「お申込み」から依頼する
申し込み窓口は、NEC製のパソコンと他社製のパソコンで分かれている。型番や製造番号などを入力して申し込む

■データの移行を忘れずに

 注意したいのが、古いパソコンから新しいパソコンへのデータ移行だ。下取りの際は、新しいパソコンの購入と同時に、古いパソコンを量販店やメーカーに送らなくてはいけないケースもある。パソコンが入れ替わりになる場合は、購入前にデータのバックアップだけは済ませておこう。

 NECに下取りをしてもらう場合は、最初にNEC Directから新しいパソコンを購入する。その後、Webサイトから下取りを申し込んで、不要になったパソコンを送る。ちなみにNECでは、新しいパソコンを購入してから60日以内に古いパソコンを送ればよい。データ移行の猶予期間を設定してくれているのだ。

■CASE 3 友人や知人に譲渡する

 古いパソコンを欲しがっている友人や知人がいれば、譲ってあげてもよいだろう。有料で譲る場合の値段は、中古ショップが提示している買取価格を参考にするのがお勧めだ。中古ショップでは、買い取った金額に上乗せして、店頭で再販している。そのため、掲載されている買取価格と同等の金額なら、購入したい人にとってはお値打ち価格になるのだ。売る側も中古ショップに買い取りを申し込んだり、査定を待ったりする時間を考えれば、スムーズに取引ができる。オークション同様、査定ダウンの心配もないため、双方にとってメリットがある。

価格以外にもパソコンの仕様や保証の有無などは、譲る前に確認しておかないと、後々トラブルになる可能性もある。しっかりチェックして合意しておこう

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