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割り勘も現金いらず 個人間送金アプリ使ってみたら…

NIKKEIプラス1

2018/8/2

Kyashでは残高をVISA対応のオンラインストアなどで使える

友人らと飲食して割り勘で払おうとしたら、千円札や小銭の持ち合わせがなくて困った経験があるだろう。仲間同士が簡単な操作で送金し合えるスマートフォン(スマホ)のアプリが広がってきた。どのような仕組みなのか調べてみた。

■メッセージ感覚で送金

送金するにはまず、スマホのアプリをダウンロードし、銀行口座やクレジットカード、コンビニエンスストアでの振り込みなどを通じ、事前に必要な金額をチャージしておく。いざ割り勘などの場面が来たら相手を指定し、依頼された金額を入力して操作するだけで送金が完了する。

相手の銀行口座やクレジットカードの情報は必要ないし、アプリへのチャージや送金時の手数料も原則かからない。食事会を中座した人が帰宅中にメッセージを受け取ってすぐ送るといった使い方もできる。現金を扱わず、その場にいなくてもやりとりできるのがメリットだ。

受け取ったお金は別の割り勘などに使えるほか、アプリに対応した実店舗やネット通販サイトの支払いなどにも電子マネーのような感覚で使える。銀行口座に移して現金で引き出せる場合もあるが、その場合は運営会社ごとに定められた手数料(200円程度が多い)がかかる。

■受け取ったお金を店舗での支払いに

割り勘が簡単にできる(LINE Payの画面イメージ)

アプリによって異なるのが、利用開始に必要な手続きや入金手段、送金以外の残高活用法などだ。

例えば無料通話アプリのLINEが提供する「LINE Pay(ラインペイ)」では、本人確認のために自分の銀行口座情報を画面の指示に従って入力するよう求められる。いったん使い始めれば、アプリに対応する店舗での支払いや現金引き出しができる。別に専用カードを発行すれば、JCB加盟の実店舗での買い物にも使える。

本人確認が求められるのは「ヤフー! マネー」も同じ。残高はヤフー系のネット通販サイトなどで幅広く利用できる。LINEやヤフーは知名度の高さも強みだ。

「Kyash(キャッシュ)」は電子マネーと同じ前払い式支払い手段をとる。銀行口座への出金は基本的にできないが、残高はVISAに対応したネット通販サイトで使える。6月から専用カードを発行していて、実店舗での買い物の支払いにも使えるようになった。モバイルスイカにチャージもできる。

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