和洋折衷・新食感… 激戦地東京駅で選ぶ旬の手土産
帰省時やお礼の挨拶をする際の贈り物を買うなら、「手土産の激戦区」を狙いたい。東京では東京駅。大阪では新大阪や大阪・梅田エリアだ。競争が激しいだけに、新機軸のスイーツや限定品があふれる。新商品を中心に、スイーツコーディネーターの下井美奈子氏と「語れる」品を探し出した。今日はまず東京駅で買える逸品を紹介する。
■もっちりした白玉にフルーツソースが絡む
つるっとした白玉を果実のソースで食べる新感覚のスイーツ。大正15年創業の菓匠 禄兵衛から6月に発売された東京限定品だ。ソースは、ブルーベリー、イチゴ、マンゴーの3種類。フルーツがちりばめられ、見た目も涼やかだ。エキュート東京で購入が可能。
■わらび餅の食感が生きる、驚きの和洋折衷スイーツ
しっとりとしたバウムクーヘンに、もっちりとしたわらび餅を重ねた創作和洋菓子。バウムクーヘンに和素材の加賀棒茶を使用しているのも特徴だ。オレンジの皮の苦みがアクセントに。グランスタで期間限定販売。
■ピーナツのうまみがあふれる、ザクザク食感の限定焼き菓子
サクッとしたクッキー生地にピーナツとアーモンドを載せて焼き上げ、キャラメルチョコでコーティング。焼いたナッツのザクザクとした食感が特徴だ。ほんのりと塩味が効いていて、ナッツの香ばしさとマッチ。東京みやげセンター限定で2月から販売。
■鮮烈なレモンの香りが印象的、夏を感じる爽やかなクッキー
今年で誕生90周年を迎えた「キリンレモン」との限定コラボ商品。国産バターを使用したサクサクのクッキーで、レモンチョコレートクリームをサンド。レモンの鮮やかな香りが爽やかさを演出している。エキュート東京で販売。
■野菜と果物を絶妙にマッチング、斬新な味の新感覚マカロン
生地に野菜を練り込み、ホワイトチョコレートとフルーツを合わせたクリームをサンドした新発売のマカロン。ビーツとフランボワーズ、トウモロコシとマンゴーなど、全4種類のユニークな味の組み合わせを楽しめる。本店の他に、大丸東京店で購入できる。
■まるで食べるコーヒー豆、ほろ苦のプレッツェル
100年前に銀座で伝説と呼ばれたコーヒーショップの豆をふんだんに使用した、プレッツェルクッキー。粗びき・細びきの2種類のコーヒー豆を生地に練り込み、食べるとコーヒー豆の苦みが口に広がる。大丸東京店で3月から販売。
■定番がまさかのジャンボ化、卵の風味が豊かに広がる
銀座コージーコーナーの定番「チーズスフレ」のジャンボサイズがグランスタ限定で購入できる。きめ細かいしっとり生地は、チーズのうまみと卵の風味が絶妙。口に入れるとふんわりと溶ける。
■2種類のチーズをブレンド、お酒にも合う濃厚風味
ホワイトチョコにゴーダとチェダーの2種類のチーズを練り込み、三角形に焼き上げたユニークな焼き菓子。チョコの甘さに、チーズの塩味と濃厚な風味が一体化し、ビールやワインにも合う。東京銘品館南口店で販売。
*記事中で紹介した商品はすでに販売が終了している場合があります。
[日経トレンディ2018年8月号の記事を再構成]
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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