吹き出し形・分類が楽々…技ありノート&メモ大集合

日経トレンディネット

佐々木印刷のブースでは、他に、磁石で金属面にくっつくメモ帳「マグメモ」が面白かった。裏表紙がマグネットになっていて、冷蔵庫などにぴたりと貼り付く。ページをめくると表紙の裏はホワイトボードになっていて、伝言メモ的に使えるのも気が利いている。メモ帳はミシン目が入っていて簡単に1枚ずつ切り取れるし、リングはバインダーになっているからリフィルの交換も可能だ。

佐々木印刷「マグメモ」。裏表紙がマグネットになっているリフィル交換式のメモ帳
こんなふうに貼り付けて使う。表紙の裏はホワイトボードになっている

簡単に立つ、使い方が広がるダイアリー

デスクカレンダーをダイアリーとして使ったり、ダイアリーだけれどデスクカレンダーにもなるスタイルは、ここ数年の流行。そのスタイルを長く提案し続けているリヒトラブの製品は、やはり一味違う。

リヒトラブ「スタンディングダイアリー2019」(A5:税別1200円、B6:税別1100円)。表紙の色は、ホワイト、レッド、ネイビー、ライトグリーン、ブラックの5色
このエラストマー樹脂製のストッパーのおかげで、開いて立てて置けば、それだけでデスクカレンダーになる

まずうまいのは、その立て方。表紙の中央端にエラストマー樹脂製のストッパーが付いているので、ちょっと開いて立てるだけで、デスクカレンダーになるのだ。この気軽さなら、デスクに戻ってきたときに立てようという気になる。また、見開き1カ月タイプなのだが、片側が通常のブロック型マンスリー、もう片方は進捗管理に便利なガントチャートになっている。しかも、ガントチャートは上下、どちらからも使える仕様になっているから、デスクカレンダーとして使っていても違和感なく書き込める。

こんなふうに、特に何もせずに立てることができるのだ
中紙は、文字が書きやすく罫線風にレイアウトされたカレンダー型のマンスリーと、上下に日付が書かれたガントチャートの2種類で構成されている

さらに、リングが開くので、中のカレンダーを自在に差し替えることが可能。必要な月だけを持ち歩くといったこともできるわけだ。外観も普通のリングノートのように見えるので持ち歩きやすい。A5サイズとB6サイズの2サイズが用意されている。

人気文具がユニークに進化

今回のISOTで目に留まったのは、定番文具、人気文具がちょっと便利に、ユニークになっていることだ。地味ながら楽しい製品が多かった。

まずは、キングジムの「ブギーボード」の新製品、「ブギーボード BB-11」。なんと画面が半透明なのだ。なので、背面にさまざまなテンプレートを敷いて、その上で文字や絵を描くことができる。しかし、それ以上に画面が半透明というのが、実物を見ると思った以上に未来感があってカッコ良かったのだ。

キングジム「ブギーボード BB-11」(税別9200円)。半透明のディスプレーが未来感を漂わせる
こんなふうに、下に敷いたものをなぞって描くことも可能

続いて、ゼブラの「マッキーワーク」。マッキーに段ボールオープナーが付いた、それだけの製品だが、段ボール箱とオープナーとマッキーはセットのようなものなので、マッキーにオープナーが付いているというだけでとても便利なのだ。8月下旬から販売される。

ゼブラ「マッキーワーク」(税別180円)。8月下旬発売予定
このように、細字の方のキャップの先端に樹脂製のオープナーが付いている

最後に、呉竹の「万年毛筆 夢銀河 鹿角」も紹介しておきたい。万年筆のような軸の中に筆ペンを仕込んだ呉竹のオリジナル製品「万年毛筆」。こちらはその軸を鹿角で作ったバージョン。奈良にある呉竹だからこそできた、奈良の鹿の角を丁寧に加工した軸の筆ペンだ。

呉竹「万年毛筆 夢銀河 鹿角」。フォーマルな場で使える筆ペン。鹿角の軸は重過ぎず、手になじみやすい。奈良の老舗ならではの製品なのだ
穂先にはイタチの毛が使われていて、本格的な筆のようなタッチで書けるが、軸は万年筆のようで持ちやすいので、初心者にも使いやすい

(ライター 納富廉邦)

[日経トレンディネット 2018年7月13日付の記事を再構成]

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