ひとり女子のプチプラ海外旅行 安心お得な21のワザ

日経ウーマン

(ポイント11)何か頼むときには信頼できる人を選ぶ【安心】

「スマホやカメラは貴重品なので、預ける相手を選びます。撮影を頼まれたら引き受け、お返しに撮ってもらうのも手」と村島さん。

警備中のガードマンに撮ってもらった、ヨルダンの死海での1枚
(ポイント12)1番安い宿に泊まるとプチプラ情報が集まる【プチプラ】

「学生時代は、タイのバンコクで1泊120円、チェンマイで80円の宿が定宿。他の宿泊客から、安い屋台情報などを聞きました」。韓国では女性専用ドミトリーを利用した経験も。

ドミトリーの室内
(ポイント13)パスポートはコピーを持ち歩く。財布は2つに分ける【安心】

若く見られやすい日本人。「アルコール注文時にパスポートの提示を求められることがあるので、コピーを携帯。スリ対策として、財布は2つに分けます」。

(ポイント14)氷入りのドリンクは飲まない【安心】

氷入りの飲み物は、お腹をこわすリスクが高いので飲まないのが海外旅行の基本中の基本。「冷たい飲み物はペットボトルや缶、瓶のものにしています」。

(ポイント15)時には昼を豪華に! ひとりでも気兼ねは不要【安心】

ひとりだと利用しにくい老舗のレストランも、「ランチなら気兼ねなく楽しめます」。これはトルコのイスタンブールの洞窟風レストランで。「看板メニューの豆料理が絶品でした!」。

国内でもワザあり! プチプラ気軽旅

海外ひとり旅はハードルが高くて不安…。それなら国内ひとり旅はどうだろう。10代の最後に行ったニュージーランドで、旅に魅了された日経WOMAN読者の大賀きよ美さん(40代・金融・事務)。旅行回数は、ヨーロッパやアジアのほか、国内日帰りを含めて100回以上! 最近は国内の神社仏閣や美術館巡りの旅が多く、前日に思い立って行くことも。「その気軽さが国内ひとり旅の魅力。友達と行くとなると、数カ月後になりますから(笑)。毎年、年始に行きたいところを手帳に書き出しています」と大賀さん。

(ポイント16)目当ての神社や美術館にはオープンと同時に入る【時短】

「神社仏閣は午前中の人が少ない時間がお薦め」。美術館も開館と同時が狙い目。「伊藤若冲展のように、東京で大行列ができる展示も、地方で早い時間帯なら貸切状態で楽しめることもあります」。

早い時間帯に出雲大社を参拝したので、日本庭園が美しいと評判の足立美術館にも余裕で寄れた
(ポイント17)1泊まではいつもの通勤バッグで。軽いとタクシーや荷物預けも不要 【プチプラ】

日帰りと1泊2日の旅は、A4サイズの通勤バッグで行く。「荷物が軽いと、近距離の移動なら歩けるし、手荷物を預ける必要もないので、無駄な支出が省けます」。

(ポイント18)バスの1日券で交通費を抑えて優待も【プチプラ】

「年に数回行く大好きな京都は、バス移動が便利。600円の1日券を購入します」。地下鉄にも乗れる900円の券なら、拝観料や手荷物預かり料の割引といった優待が充実している。

(ポイント19)財布は小銭入れだけ。長財布は置いていく【プチプラ】

「交通費やホテル代はカード払いなので、現金は1万7000円あれば十分」。お賽銭(さいせん)を出しやすいよう、2000円分の小銭と5000円札は小銭入れに、「保険」の1万円札はカードケースに。

(ポイント20)旅の手配は楽天トラベルに集約してポイントを貯める【プチプラ】

「少しでも安い旅行社を探すのが面倒で…。時は金なり、ポイントを貯めれば得と考えます」。期限間近のJALのマイレージは、ファミマのクーポンに交換。

(ポイント21)値の張るレストランはランチ利用で楽しむ【プチプラ】

「高級店も、ランチならディナーの数分の1の価格。予約できる店は予約します」。12~13時のピークタイムを外すと、ゆっくり楽しめる。

大賀きよ美さん
40代・金融・事務。【ひとり旅歴】約30年【好きな旅行先】京都、伊勢、出雲など【ひとり旅で変わったこと】自信がついて人見知りを克服できた

国内ひとり女子旅で民泊って、使える?

住宅地のマンションやリゾート地の別荘など、一般の家に比較的割安で泊まれるとして人気が高まっている民泊。米国発の仲介サービス「Airbnb」などで利用した人もいるだろう。国内ひとり女子旅で使うのはアリなのか?

「1棟を数人で借りて、女子会を楽しむような使い方はおすすめですが、ひとりで借りるとリスクもある、と理解してください」と語るのは旅行ジャーナリストの村田和子さん。

そもそも民泊の定義は曖昧で、日本で急増した民泊には、法律的にグレーの「ヤミ民泊」が少なくない、と村田さん。「都市部にある『特区民泊』や、農業体験が目的の『農家民泊』など、選んで利用して。なお、2018年6月15日に新法が施行されたので、今後ヤミ民泊は淘汰されていくと期待されています」。

トラブルを回避する民泊利用の心得

【こんな使い方ならアリ】
○ 大阪など都市部の特区民泊にホテルより安く泊まる
○ 農家の家族が暮らす家などに、農業体験を目的に泊まる
○ 口コミやオーナーの評価をよく確認し、鍵の受け渡し法などを調べてから利用
【ここには注意が必要】
× 一般住宅なので看板などが出ておらず、着くまでに迷いやすいことも
× トラブルがあった場合に、クレームの仕組みが整っていない場合も
× ホストのいない民泊では、合い鍵が作られるリスクもあるので内鍵なども併用を
村田さんおすすめの民泊サイト
【STAY JAPAN】百戦錬磨が運営する日本初の公認民泊サイト。都市部からリゾート地まで幅広く掲載。
【里の物語】都市農山漁村交流活性化機構が運営する、農山漁村の施設や体験を紹介する総合サイト。
村田和子さん
旅行ジャーナリスト。働く女性、母、主婦の視点から旅の魅力を紹介。著書に『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』(日本実業出版社)。

(取材・文 大屋奈緒子=日経WOMAN編集部、ライター 茅島奈緒深)

[日経ウーマン 2018年7月号の記事を再構成]

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